本を買い出しに東京へ

本の買い出しのため(わざわざ)東京へ行きました。
普段はインターネットで本を注文し、読む本には困りません。
新聞広告で興味のある本を購入したり、気に入った著者を見つけたならば、その著者の本を全部注文したりします。
あまり大きな声では言えないのですが、買ってまだ読んでいない本は、たぶん千冊ぐらいはあるのではないでしょうか。
私は年間で読む本が1,000冊なので「積んどく」になっている本を読むだけで1年かかる計算になります。

インターネットでは現物を見ずに、本の題名や著者名にひかれて注文するのですが、字が小さすぎたり、内容がつまらなさそうだったり、本がぶ厚すぎたりして、とても読む気にならないものがあります。
その点、書店なら手にとって見ることができるので、相性の合わない本を選択することはありません。

丸善本店に行って12冊ほど買いました。
合計1万8千円ほど。
1万5千円以上は無料で宅配してもらえます。
東京で夕方近くに買った本が、次の日の午前中に宝塚に配送されるという凄さ。
東京で一泊する場合、買った本人よりも本の方が先に自宅に届いてしまいます。

丸善本店に行ったのは日曜日だったので、普段と客層が少し違っていました。
丸の内のビジネス街にあるので、平日は近辺に勤めるスーツ姿の人が多いのですが、日曜日はカジュアルな服装が大多数。
いろんなところから、本の買いだしに来ているのだと思います(私のように関西から来ている人はさすがに少ないとは思うのですが)。
書店の中にある喫茶店も満席で大賑わいでありました。

2008年のサブプライム問題以降の「世界金融危機」に興味を持ち出し、ずっと追っているのですが、それを勉強する手段は「日本経済新聞」と「海外のネット英字新聞」と「本たち」です。
質の高いビジネス街である丸の内の書店には、最先端の経済関連の本が真っ先に並べられ、また品ぞろえも多いので、遠方からでも買い出しに来る値打ちがあるというわけです。