次回「一世塾」のテーマは「今年中に達成したいこと、変革したいこと」です。
やりたいことは二つあり、一つは英語の本を今後読んでいける目途をつけること。
もう一つは会社のイノベーションです。
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まずは英語のほうから。
今年中に英語の本を読む習慣をつけなければ、たぶん永久に読めないと思います。
ということは永久に、もっと大きな世界に漕ぎ出る可能性がなくなるということ。
語学は「読む・聞く・話す・書く」の順番であるべきだと思っています。
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ノン・ネイティブが目指す英語は“Well educated English”。
教養のある英語です。
そのためにも「読む」は欠かせない要素。
「英語を学ぶ」段階から、早く「英語を通して何かを学ぶ」段階へと移行したいものです。
長谷川慶太郎さんは軍事のことを研究したいがゆえに、ドイツ語をマスターしたと言います。
何かを知りたいがために、語学をマスターしてしまうなんて、ムチャクチャかっこいいではないですか。
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英語を読めないと、海外旅行へ行って書店に入っても全然面白くないわけです。
興味がある内容の本でも「やっぱり買っても読めないや」では、そこから一歩も前進しません。
脳科学者の茂木健一郎さんは「赤毛のアン」を我慢しながら1冊読み終え、そこから自信が芽生えたそうです。
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最近”Newsweek”や”TIME“が少し分かるようになってきました。
分かるのですが我慢をしないものだから、ワンパラグラフぐらいを読んで、すぐに次の記事に読み移ってしまいます。
もう少し我慢すれば、その記事に関して知識が増えるはず。
そして知識が増えれば興味も増す。
記事の興味度と理解度は完全に正比例しています。
ある日本アニメの海外ファン(確かフランス人)が、もっと日本の漫画を読みたいがために、日本語でトライして日本語をマスターしてしまったというのを読んだことがありますが、まあそんな感じです。
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具体的に今年中に読み終えるべき本は3冊(いつも勇ましい目標を掲げる傾向のある私としては謙虚です)。
1. Sprachfuhrer Englisch(英独会話の対比)
2. ANNE of GREEN GABLES(『赤毛のアン』)
3. 1001 PITFALLS IN GERMAN(英語によるドイツ語入門)
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今年中にやるべき、もう一つのことは会社のイノベーション。
事業をシンプル化していったのですが、今後はそれらをもっと磨きあげていかねばと思っています。
事業も絞り、地域も絞る。
狭めた対象や地域の中での圧倒的NO.1こそが求める戦略。
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今年いっぱいかけて考えに考えたので、だいぶ形が見えてきました。
いわば戦略はO.K.
それを年末までに具体的な戦術に落とし込んでいこうと思っています。
むろん来年1年かけて、徹底的に変革していくつもりです。
戦略はともかく、仕事に対して「気合い」が足らなかったと、いま深く反省しています。
本気さが足らなかったわけです。
仕事の変革の前に、私自身が大きく変わるつもりでおります。