来年の手帳

手帳はここ20年近くB-5版の「能率ダイアリー」を使っています。
あらゆる予定はこれ一冊。
手帳(というよりノート)の左半分は1週間分の時間予定表。
右半分は白紙。
左側はどんどん予定を書き込んでいくので、B-5版より小さいと書ききれないのです。
また右側は、切り抜きやコピーをペタペタ貼っていくので、年の後半ともなると、手帳がズシリと重くなってきます。

以前はセミナーでのメモもすべて手書きで、手帳に書き込んでいました。
今は講演はパソコンで速記します。
私は講師が話す内容を、ほぼすべてメモしてしまいます。
メモしないと次の日になったら、何を聞いたのかほとんど忘れてしまうからです。
しかし体験上、講師の話に触発されて、頭の中は別のことをグルグルと考え出す時のほうが、実務的にはいいアイデアが出るようです。
本を読んでいても、目だけは文字を追っているのですが、頭は別のことを考えているなんてことが、たまにあります。
こういうときもアイデアが出やすい時です。

手帳をしっかりと活用する人で、仕事が出来ない人を見かけたことはありません。
逆に新入社員の時点で手帳の活用の仕方を覚えたならば、ビジネス社会において、かなりの確率で成功すると言えるのではないでしょうか。

新しい手帳に変える時は、前の手帳から“いろいろ”な書き込みを写さなければいけないので、半日ぐらいの時間がいります。
早く来年の手帳に移りたかったのですが、忙しすぎてこの作業ができず、来年の予定を来年のその日に書き入れることができませんでした。
今日やっと移し替えができ、気持ちの上で来年が動き出しました。
むろん来年の手帳には、今日の11月19日なんて日のスペースはないわけです。
だから今年の手帳をコピーして、貼り付けて使います。

血液型A型の私は、来年の予定を書き入れないと来年が来ないのです。
来年は、木・金・土はすべて外回りとしました。
これらの日には、原則として予定を入れない。
もし入れなければいけないような会合があるとしたら、そのような会はやめてしまおうと思っています。

サンパツの予定まで、来年1年分すべて予約し、ノートに書き込みました。
そうしておかないと、サンパツの時間が取れなくなってしまうのです。
英会話の時間も1年間すべて予約済み。
月に1度の東京での勉強会も予定に入れました。
海外旅行はゴールデンウィークと夏休みの分は、すでに飛行機の時間まで書かれています(予約もしてしまっています)。
それぐらいしておいて、やっと本当に行けるようになります。
漠然と考えているだけでは実現しません。

いま分かっている来年の予定は、すべて手帳に書きました。
逆にやりたいと思うことは、来年のどこかベストの日に書き込んでしまうに限ります。
つまり手帳は「成功人生」や「夢実現」のためのひじょうに有効な手段でもあるわけです。

私がいま気をつけなければいけないことは、極力夜の予定を入れないこと。
夜の予定は、時間と体力を奪います。
昔は人脈作りやセミナーの勉強などで、ほとんど毎晩出ているような状態でした。
今はいい人とのみ、お付き合いをしていきたいと思っているし、勉強も家で本を読むほうが、ずっと効率的になってきました(速読のレベルが上がってきたからです)。

今日、来年の手帳に予定をすべて書き込んだわけですが、書き進むにつれ、充実した年になるような気が強くしてきました。
やる気もフツフツと湧いてきました。
会社のコンセプト「超優秀なワクワク家内企業」に向けて、文字通りワクワクしながら頑張ることが一つ。
もう一つは何が何でも「英語の本を読めるようにする」。
これらのことに意識を集中させていこうと思っています。