来年のこと

社会人なって働き出してから40年ほどになりますが、まわりを観察していて「仕事ができる人はみんな手帳を駆使している」ということに、かなり若い時から気がついていました。
またメモもサッと取る人が多いのです。
「メモ魔」と呼ばれる人は、少なくとも私が知っている限り全員「一流」もしくは「超一流」のビジネスマンでした。

私が「5年手帳」を使い出して、もう3年になるのですが、これは大正解でした。
普通の1年手帳の場合、毎年年末近くになると、手帳に書いていた情報の移しかえで半日費やしていたように思います。
その手間が皆無になりました。

また、かなり先の予定をドンドン入れていけます。
今はまだ9月ですが、来年の宿泊予定が8つも入っています(主に伊勢参拝です)。
私は予定が入れられるものは全部入れていく方針で、コインパーキングの集金日であろうが、美容院に行く日であろうが、年末までにはすべて来年の予定を入れ、予約が必要なものはすべて予約してしまいます。

予約ができるものをすべて予約してしまうと、時間がかなり節約できます。
また準備もシッカリでき、行き当たりばったりの行動よりも濃い時間が持てます。
海外旅行などはその典型で、その旅が充実するかどうかは、事前の準備や勉強に大きく左右されます。

旅に出れば必ず新しい発見があるのですが、帰ってから溜まったデスクワークに忙殺されるという現象が起こります。
デスクワークを見直し、本当に必要なものだけに意識とエネルギーを集中させたいと思うのです。

デスクワークといっても郵便物の処理や、雑用も結構多いのです。
どうしても自分がやらなければいけない仕事なんて、逆にあまりないのではないかと感じています。
幸い当社は優秀なスタッフに恵まれているので、大抵のことは任してしまう工夫をしていきたいと思うのです。

最近の私は「ひきこもり」傾向にあるので、無理やり毎月20日前後に「旅」の予定を立ててもいいかもしれません。
早い話が、旅に出ればブログのネタに困ることはありません。
それだけ新しい情報に触れることができるわけです。

私は小さな会社の経営者であると同時に、個人投資家でもあります。
個人投資家として新しい見方を得られるのが「本」と「旅」と「人」だと思うのです。
来年は生き方をもう一歩深めてみたいと思っています。