学びたいが止まらない

「学びたいが止まらない」といった状態です。

もともと勉強は好きなほうだったのですが、還暦を超えた頃からその思いが一層強くなってきました。

もし集中して2年間ほど勉強できる大学や大学院があったら行きたいと思うのですが、勉強したいテーマは「歴史」か「神道」か「語学」。

私には週に2回コインパーキングを清掃するという「重要な」仕事があるので、長期間外国に滞在するといった選択肢はあまりありません。

日本史にハマり出してから気づいたのですが、歴史に興味が湧くと「一生飽きようがない」のです。

歴史の本だっていっぱい出ているし、史跡や歴史博物館だって、クルマを使えば簡単に行くことができます。

本を読んで知識を満タンにして、そして現地で確認するという知的作業には無限の楽しみがあります。

自動運転車が普及しだすと、自分の老齢化が妨げになりません。

私は今でも1人でクルマ旅に出かけることが多いのですが、現役の間(一応95歳まで)はそのスタイルを貫けるかもしれず、いい時代に生まれてきた自分の運の良さに感謝しています。

来年から水曜・木曜がフリーで使えるスケジュールになり、今から手ぐすね引いて楽しみにしています。

1泊すればかなりの範囲で、神社や史跡や博物館や美術館や人気のお店を訪れることができます。

従って気がつくごとに「行きたい所リスト」を書いていっているところです。

ナビや自動運転車が発達すれば、ヨーロッパでだってクルマ旅ができるはずです。

その時には40年間勉強してきた英語や、20年間勉強してきたドイツ語が大いに役立つに違いありません(たぶん…)。

 

 

運気のいい不動産

実力もあって、人一倍努力もして大成功してきた人が「成功するには何が一番大切か?」と聞かれ、「運」と答えるケースが少なくありません。

また「運のいい人とだけ付き合う」、あるいは「運の悪い人とは付き合わない」というのを座右の銘にしている人もいます。

私が本で読んだ限りでは、松下幸之助竹村健一がそうです。

現役の会社創業者や社長の中にもそういう方針の人たちが結構いるのですが、ここではあえて名前を出さないでおきましょう。

私の本業は不動産業ですが、不動産にも「運のいいもの」と「悪いもの」とがあります(そのどちらでもないものも多いのですが)。

所有する場合は、運のいい不動産だけにしておかないと、運の悪い不動産を持ってしまうと、次第に本体の運気まで悪くなってしまいます。

当社のコインパーキングのビジネスモデルは、土地から購入して、自社で運営するというものですが、素直で運がいい土地だけを選んで買うようにしています。

一度購入したら早々に売るようなことはなく、長期間一緒に頑張っていく「働く仲間」といった感じになります。

従って愛着もあるし、できる限り掃除もするようにしています。

不動産会社(特にマンション・デベロッパーや建売業)の場合、不動産がB/Sの「流動資産」の「棚卸資産」の項目に来ることがあるのですが、インカムゲインのみを目指す当社の場合は「固定資産」です。

土地は減価償却しないので、キャッシュフローに気をつけなければいけないのですが、少なくとも「稼ぐ力」になってくれているのは間違いがありません。

生活雑貨でも、服でも、不動産でも、お気に入りで、運気の良いモノに囲まれた生活は爽快であります。

画期的「ヨコ勉」

今の状況を一言(ひとこと)で言うと「勉強したい気持ちが止められない」なのであります。

特に「ヨコ勉」を開発してからは、学習モードがより一層進化しました。

理数系や技術系や語学の本は、たいてい横書きです。

横書きの本は机に向かって勉強するという姿勢になり、リクライニングチェアに座って「飛ばし読み」するといった感じとは大分違うわけです。

何かのキッカケで横書きの本も「飛ばし読み」してみたら、結構これが具合良かったのです。

真面目に精読しようと思ったら、もう読む前にハードルが高くなりすぎていて、読むことすら放棄してしまいます。

そのようにしてツンドクになっている本が多数ありました。

「ヨコ勉」では同じテーマの本を「理解できても、できなくても」片っ端から読み飛ばしていくのです。

私の場合、最近では「決算書(会計)」や「不動産の税金」にトライしました。

ヨコ学の肝は「何冊も読んでいく」ということ。

精読しても分からないのに、飛ばし読みなどしたら、もっと分からないのは当然です。

でも気にせず、次々と読んでいけばいいのです。

1冊や2冊読んで分らなくても、5冊や6冊読んだ頃には、何となく分かって来ることがあります。

これが100冊ともなれば、相当わかってくるのではないでしょうか(私は日本古代史をこの方法でマスターしました)。

いい加減な読み方ではあっても「1冊の本を読み上げた」という達成感は得られるので、これが次へのモチベーションへとつながります。

わからないから苦痛であって、わからなくてもいいとなれば、読書や勉強の邪魔をするものがなくなってしまいます。

これは学生時代には全く気がつかなかった学習法で、また一つ新しい武器を手に入れることができました。

 

 

歴史を現地で見る

一番多い時だと、年に8回も海外へ行っていたことがあります。

昨年はバンコクへの1回だけ。

今年もコロナの影響もあり、予定はゼロです。

しかしながら海外へ行けないのでガックリきているかと言えば、案外そうでもなく、かわりに国内クルマ旅にハマっています。

今は神社巡りが主ですが、来年からは史跡やミュージアム巡りもしていこうと考えています。

今までも歴史との関係が深い場所に、たまたま足を踏み入れ、そこからその時代に猛烈に興味を持ち出した経験があります。

私の自宅から2時間半ほど歩いた山の上に中山寺奥の院という所があります。

「ここに応神天皇と武内宿祢(たけのうちのすくね)が足を踏み入れた」旨の看板をそこで見かけ、2,000年の時間を超えて自分もまたその場所に立っている不思議さに感動したことがあります。

そこから機会を見つけては日本古代史の本を読み続けました。

天皇をお祀りする神社は「桓武天皇平安神宮」や「明治天皇明治神宮」や「応神天皇宇佐神宮」などがあります。

日本で一番数が多い八幡神社は、宇佐神宮総本宮で、ご祭神はすべて応神天皇です。

なぜ応神天皇を祭る神社がこれほど全国に浸透しているのかは、何か訳があるはずです。

武内宿祢は5代の天皇に仕え、295歳で亡くなったとあるのですが、これは多分「武内宿祢」という名前を子孫が代々受け継ぎながら、天皇のもとで仕事をしてきたのではないかと思われます。

もう一つの体験は、新東名高速道路の長篠設楽原パーキングエリアで、信長本陣跡を見たことです。

酒井忠次の大迂回作戦のあらましを現地で知り、感嘆しました。

そこからまた戦国時代へも、のめり込むことになったのです。

 

 

 

暮らしの上級者

生き方や生活が年々進化(よい方向へ変化)しているという自信があります。

最近一番よかったと実感しているのが、生活を朝型に戻したことです。

魂的にも朝型の方がビシッとするし、仕事や知的作業でも3割以上効率が良くなるように感じています。

伊藤忠が会社全体で朝型にしていますが、株的に言えば「買い」であります(中国経済に偏重し過ぎているのが懸念材料ではありますが)。

シンプルライフこそ、人生の達人の生き方だという気がします。

モノひとつとっても、上質なお気に入りを丁寧(ていねい)に使っていくと、心まで整っていきます。

シンプルライフにして余計なことやムダを省き「やるべきこと」や「やりたいこと」に集中していかないと、人生は“あれやこれや”と寄り道しているほど長くはないのです。

やることを「多読」と「語学」と「投資」に絞ったのは大正解で、頭がスッキリし、一つ一つに集中できるようになりました。

本を好きなだけ買え、読んだ本を収める場所もあり(今のところは)、読む時間も自分でつくり出せる状態は、ラッキー以外の何物でもありません。

神さまから与えられたこのラッキーを存分に活かそうと思っています。

読書に比べ語学の方は、もう少し努力が必要ですが、先日、あるポリグロット(多言語修得者)の「(学習の)過程を存分に楽しむ」の話がスコンと腹に落ち、大袈裟に言うなら一種の悟りが開けました。

思いっきり語学を楽しみ、その結果、いつの間にか4外国語がマスターできていればいいなと思っています。

 

 

ブログの筆休め

すし うえだ (神戸・元町)

若い店主にもかかわらず、とても勉強熱心で、また顧客とのコミュニケーション力もあり、一度行くといっぺんにファンになってしまいます。

当然ながら寿司はサカナの良し悪しが命ですが、自ら漁師の修行も行ったとのこと。

漁師にもそれぞれが決めたスポットがあります。

そのスポットによって、同じ種類の魚でも、エサの具合などで微妙に違う味がするのだそうです。

今では各サカナや貝類ごとに、協力してくれる漁師ができ、チームのような形で、市場を通さずに、いいサカナが直接届くようになったとのこと。

ここの店主は慢心さえしなければ、まだまだ伸び、日本を代表する寿司職人となるのは間違いがなく、将来がとても楽しみな人です。

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伊勢外宮「神泉」

毎回、伊勢参拝の時にお世話になるお店です。

しかしながらコロナで長い間行けずにおりました。

次回は3家族のファミリーで伺う予定です。

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希望の1万冊読書

ある人が知人の塾で英語を教えることになりました。

それなりに熱心に生徒たちに英語を教えていたつもりだったのに、1年後、だれも志望校に合格しなかったそうです。

これはその人にとっては大ショック。

しかしながら気を取り直し、英語や英語教育の本をポツポツと読んでいくことにしました。

結果、1万冊読み、今では英語の(有名な)カリスマ講師です。

何かで一流になろうと思ったら、そのことに1万時間費やせばいいという「1万時間の法則」というのがあります。

が、「1万冊の法則」というのもあるかもしれません。

何かの分野で1万冊の本を読めば、間違いなくその分野で一流、もしくは超一流になるはずです。

専門分野が狭い場合は、そもそもその分野で1万冊もの本が出ていない可能性もありますが、例えば「英語」や「歴史」だと、いくらでも本が出ているはずです。

専門書を「理解できても出来なくても」どんどん「読み飛ばし」ていく方法を「ヨコ勉」と名づけました。

専門書には横書きの本が多いからです。

いま「会計」や「財務」や「税務」や「決算書」の分野に、ヨコ勉を応用しています。

その分野には今までからも興味があったので、買って読まずにツンドクしている本がいっぱいありました。

今それらを片っ端らから読破していっているというわけです。

あまりに調子がいいので、追加でそのテーマの新しい本を注文したぐらいです。

何かの分野に今から1万時間費やすのは大変ですが、本を1万冊読むのはそう難しいことではありません。

そう思うと、何かひじょうに希望が湧いてきたのです。