住まいは「巣まい」でもあり、子育ての場でもあります。
が、子どもたちが大きくなり、やがて独り立ちや結婚で家を出ていき、老夫婦2人だけの生活になります。
郊外の一戸建てに住んでいたりすると、足の便も悪いし、掃除や庭の手入れが大きな負担になってきます。
年寄りこそ街の中心で、駅近のマンションに住むべきだと思うのです。
駅から遠い場所に住んでいたり、マンションの高層階に住んでいたりすると、出不精になるリスクがあります。
年いってから出不精になっては、自分にとっても、まわりの人にとっても具合が悪いのです。
私は幸いにも「終の棲家(ついのすみか)」を得ることができました。
生涯、そこで住みたいし、またそこで寿命を全うしたいとも思っています。
自分では「世界一」だと思っている書斎もあるし、読んだ本を収納するスペースにも恵まれています。
実際、家が大好きで、下手すると引きこもってしまいそうです。
そこで愛車の登場となります。
クルマでホイホイと日本中を走り回る習慣ができたのには、自分でもビックリです。
多読と長距離ドライブが、相当おもしろい人生にしてくれています。