28歳で自分の不動産会社をつくり、さまざまな失敗を重ねながらも倒産せずに、今日(こんにち)までやってきました。
が、もう過去は捨てようと思います。
「95歳までバリバリの現役で働く」と決めているので、私にはまだ20年以上の時間があります。
20年もあれば、かなりのことができるのではないでしょうか。
しかもゼロからのスタートではなく、経験も智恵もサムマネーもあり、どう考えても圧勝するしかないと(勝手に)考えています。
最近特に感じるのですが、ビジネスにおいては「年を重ねること」が非常に有利で、相手より年上だというだけで余裕が生まれます。
若い頃は銀行の支店長というのはいつも自分より年上だったのですが、いつの間にか自分の方が上になり、そして今や頭取だって私より若いのです。
「会社は大きくしなければならない」の間違った思い込みで数十年間苦しんできました。
いまやその思い込みはスッカリ除去され、固定費があまりかからない「小さな本体」で、毎日の仕事を楽しんでいます。
「ストックビジネス」というのも、若い頃にはない概念でした。
毎年ゼロからスタートしなければいけないビジネスはシンドイし、虚しいのです。
ストックビジネスは毎年の努力が積み重なっていくビジネスシステムです。
いつストックビジネスに気がつくかで、経営も人生も、大いに変わってくると思うのです。