もし今の私のマインドで、 学生時代の自分に戻っているとしたら、たぶん勉強も柔道も倍の成果を上げていたと思うのです。
ある事情で就職は、行くべき会社が決まっていたのですが、商社に行ってバリバリ仕事をしたかった気がします。
28歳の時に「独立しよう!」とか「不動産業をやろう!」などという特別な気概もなく、何となく街の不動産屋になりました。
今から思えばこの選択もイマイチで、不動産の実務能力をシッカリ身に着けたうえで、ストックビジネスに進むべきでした。
ただしこの頃は、コインパーキングやコインランドリーといったビジネスは影も形もなく、アパートなどに手を出し、やっぱりヘトヘトになっていたかもしれません。
一方、フロービジネスである売買仲介を、いくらやったとしても売り上げが安定せず、結局何も残らなかったようにも思います。
今から振り返ってみても一番大きな間違いだったのは「会社を大きくしなければいけない」という思い込みでした。
当社にも何人もの新卒社員が入社しましたが、1人も成長させることができず、申しわけない気持ちです。
今のようにごく小さな会社で、ストックビジネスを展開させていたなら、今頃は倍の資産を持っていたような気もします。
と、まあ、過去をいくら反省しても詮無いこと。
この際、今までの不具合や失敗は完全リセットし、輝く将来に向かって頑張るのみです。