「本当にやりたいことは勉強だった!」と最近になって分かりました。
大学を卒業して50年も経って、今頃このことに気がついたという次第です。
普通なら「遅すぎるやろ!」というツッコミが入ってもおかしくないのですが、その分、長生きして取り返そうと思っています。
「あれだけ仕事ばかりやってきたのは、いったい何だったのだろう!」という気持ちもあります。
会社を倒産させなかっただけ、まだマシで、これで倒産でもしていたものなら、家族を犠牲にしてまで働いた「自分の存在理由」さえなくなってしまいそうです。
会社で「不動産」や「経営」や「会計」や「税務」や「投資」や「生成AI」の勉強もやっているのですが、家で「歴史」や「地理」や「国際情勢」や「神道」や「自己啓発」や「健康」などに関する読書にも励んでいます。
語学にもハマっており、仏語や独語が面白くてたまりません。
こんなに面白いものを放っておいて、長いあいだ下手な商売に時間を消費してきたのが、ちょっと悔しい気もします。
読書のスピードも最近もう一段上がってきたようで、月200冊を読破してきたのですが、これを250冊にしてもいけそうな気がしてきました。
月250冊だと年間3,000冊になります。
年3,000冊で読書家としては一流だという意識が私にはずっとあり、そういう意味では自分は一流になりきっていないという忸怩たる気持ちがどこかにあったのではないかと、いま気がつきました。
今のところ日本語の本ばかり読んでいるのですが、できるだけ早い時期に外国語の本にもチャレンジしようと思っています。
そうすると、また新しい世界が見えてくるはずです。