読んだ本の中で、別々の2人の著者が「自分はゲイ」と述べていました。
1人は精神科医で、もう一人は元教師でした。
どちらも本名ではなく、ペンネームです。
私のまわりにはゲイの人はいないので(たぶん)、そういった特殊な状況にはほとんど興味がありませんでしたが、2人の著者はそれぞれ、若い頃から自分が人と違う恋愛感情を持っていることに苦しんできたようです。
一昔前は「人に知られたくない秘密」だったと思うのですが、最近はそういったことを半ば売り物にしたテレビタレントや芸人もよく見かけます。
少なくともテレビの世界では市民権を得たと言ってもいいかもしれません。
もし私が「LGBTについてどう思うか?」と聞かれたならば、それについての意見は何もないので答えようがありません。
LGBTについての見解をハッキリさせておかなければいけない政治家や教育者だと、そうもいかないので大変です。
一つだけ私が思うのは、元男性で性転換したアスリートが、女子の大会に出てくるのには絶対反対で、やっぱりそれはおかしいと思っています。
ヘタすれば投獄されます。
欧米民主国家ほどLGBTに寛容で、また右派よりも左派の方が許容範囲が広いようです。
保守的宗教はLGBTを認めないことが多いのですが、タイなどは伝統仏教が社会に浸透しているのに、元男性の女性化には実に寛容です。