本の整理でモチベーションアップ

私の書斎には大型の書棚が4本入っていて、そこには主に未読の本が入っています。
インターネットで本をホイホイ買っていくものだから、かなりたまってきたのです。
特に本棚に2重に本が入りだすと、後ろの本が見えなくなり死んでしまいます。
買ったものの「たぶんもう読まないだろうな」と思う本も結構あり、そういった本は全部地下の書棚に持って行くことにしました。

服を処分する時の判断基準は「ときめくか、ときめかないか」ですが、本の場合も同じこと。
買ったものの全く「ときめかない」本もあるのです。
あるいはあまりに時間が経ちすぎて、旬を過ぎた本もあります。
結論から言うと、大型の紙袋に6袋ほどの本を移動することにしました。

中にはチラッと見ただけでモチベーションが下がる本があり、その共通した特徴は字が小さいこと。
細かい字でゴチャゴチャと書いてあっては、読む前からゲンナリしてしまいます。
これは日本語の本でも英語の本でも同じことで、とにかく字の細かい本はギブアップすることにしました。
書店で確かめながら買っていく場合には、そういった読みにくい本は最初からカットするのですが、インターネットの場合は書名と著者名だけを見て買ってしまうことがあります。

未読の本で多かった分野が「歴史」と「語学」。
この2分野は「いつか勉強しよう」と思って買うのですが、なかなかその「いつか」が来ないわけです。
また渡部昇一先生と三橋貴明さんの本も沢山出てきました。
このお二人は「この著者の本は全部買う」リストに入っているので、出版された本はすべて購入してきましたが、ちょっと読むのがシンドクなってきたのかもしれません。

「この分野はちょっと勉強しておかなければいけない」と義務感で購入した本も、読まずにキッチリ残っていました。
この辺はちょっと反省材料で、もう少し絞って本を注文していこうと思いました。
一方、面白い本を何冊も書いている著者の中には「本を買うか買わないか迷った時は、必ず買うようにしている」を原則としている人もおり、判断に迷いが出るところであります。

モチベーションが下がる本を取り除いたことにより、書斎の書棚がまた輝き出しました。
再び「氣」が通り出したのです。
読書意欲もグンと上昇したのは言うまでもありません。
本に限らず、自分のまわりをモチベーションが上がるもので固めてしまうというのも「あり」かなという気がしてきました。