本の話いろいろ

DaiGoという人の本を読みました。
心理学を駆使し、時たまテレビでも見かける「タレント」です。
この人は1日に20冊の本を読むそうです。
1日20冊は、さすがに愛読家の私でも読んだことがありません。
しかも毎日です。

本を年3,000冊ほど読む人を、5人ほど知っています。
いずれも本の著者で、私のまわりの人たちではありません。
年3,000冊ということは、月250冊。
そうすると(本が全く読めない日もあるので)1日約10冊の本を読んでいく計算になります。
10冊でもスゴイのに、その倍の20冊ともなれば、ちょっと想像しにくい世界です。

1日20冊と聞いて、真っ先に浮かんだのが「読んだ本はどこに置いているのだろう?」という疑問でした。
渡部昇一先生のように、本の収納場所を確保するために地下書庫のある家を新築したり、立花隆さんのように本のためのビルを所有したりする愛書家がいますが、DaiGoさんの場合は果たしてどうしているのかが、とても興味のあるところです。

本を読んでいて、関正生さんという英語講師の名前を知りました。
ユーチューブでその講義内容を見たのですが、確かによく分かる講義でした。
予備校のカリスマ講師なのかもしれません。
この人の授業を受けていれば、瞬くうちに英語が得意科目になりそうな気がします。

自分の本棚を整理しました。
アマゾンで買ってはみたものの、字が細かすぎて読む気にならないものを中心に、書斎の書棚から外すことにしました。
書斎の本棚は、購入したけれど、まだ未読の本ばかりを置いています。
実はこれが数百冊もあるのです。

整理してみて「未読率」の高い分野があることが分かりました。
それは「歴史」と「語学」の分野なのです。
それぞれ別々の本棚に入れ直すと、おのずと「歴史コーナー」と「語学コーナー」ができました。
これらは、ちょっと気合を入れなければ読む気にならないという共通点があります。
が、もっと気楽にどんどん読み進めていこうと思います。

机に向かって勉強したり、本を読んだりすることができない人がいます。
ひょっとしたら机に向かって、長時間座る姿勢が保てないからではないかと思うのです。
そうなると「頭」の問題ではなく、「筋力」の問題ということになります。
かくいう私も、最近はベッドに寝転んで本を読むことが多くなりました。