ロシアと中国

ロシアのプーチン大統領自身は偉大な人物だと思っていたのですが、今や下手すると「亡国の大統領」となる可能性すらあります。

 

私はプーチン大統領と同じ年だし、同じように柔道をやっていたので、何を考えているかが手に取るようにわかるのです。

 

今回の大失敗はすべてプーチンの驕りから来ているのは間違いありません。

 

日本は満州事変の「大成功」から7年後に支那事変に突入し、戦争の泥沼に入り込んでしまいました。

 

ロシアもクリミヤ併合の大成功から8年後、ウクライナ侵攻を行い(少なくとも今のところ)大失敗しています。

 

戦争なのだから、お互いに言い分はあるのでしょうが、3日間でウクライナの首都のキーフを占領するはずが、1年半たっても二進も三進も動きが取れません。

 

勝てない戦争を始めてしまい、ロシアから富裕層やIT人材が逃げ出しています。

 

なぜか西側諸国の極右勢力には新ロシア派が少なくなく、日本でもロシア寄りの発言をする人が、政治家や宗教家やコメンテイターの中におり、不思議に思っています。

 

ロシアは旧ソ連の時に1度国が破綻しましたが、今回2度目の破綻があるかもしれません。

 

中国も経済がガタガタになってきており、日本が経験したバブル崩壊と同じような動きを見せています。

 

1990年代のバブル崩壊のときは私は現役のプレーヤで、その破綻への流れはハッキリと脳裏に焼き付いています。

 

中国の場合は「台湾進攻」という軍事目的も持っており、余計に動きがややこしいのです。