食を正す

口が欲している食べ物や飲み物が、必ずしも体にいいとは限りません。

 

また、まだまだ食べたいと口が欲していても、おのずから適切な量というのがあるはずです。

 

若いころは食欲に勝てるわけがなく、またそれが自然だと思います。

 

ところが若いころと同じような食欲を中年にまで引っ張ってしまうと、厄年のころに体調を大きく損ねるという現象を引き起こします。

 

太りすぎの人がどこかの時点で病気で入院し、以降スマートな体形になったという例を(自分も含めて)幾人も知っています。

 

肥満体になった体を適当な病気にして、元の健康体形に戻す「自然の摂理」というのがあるのかもしれないと思うぐらいです。

 

コロナ病棟へ行った人が「ここは相撲部屋か?」と思うぐらいに肥満体の人が多かったとの感想を述べていました。

 

江戸時代の観相家の水野南北が「少食が運命を好転させる」との法則を(彼自身の体験も含めて)発見したのですが、少なくとも体をスマートな体形に維持していたならば、もうそれだけでいくつかの難儀からは逃れられるように思うのです。

 

ウクライナ侵攻が起こってから、久しぶりにプーチン大統領の顔をテレビで見たのですが「ちょっと太って老けたな」という印象がありました。

 

おなかもポッコリ出ていました。

 

今まで切れ味鋭かったプーチン大統領ですが、このへんに失敗(もしくは大失敗)の原因があるに違いないと即座に理解することができました。