私はプーチン大統領と生まれが3か月しか違わず、また同じく柔道をやっていたこともあり、プーチン大統領が何を考えているかがよくわかるのです。
うまくいけば「ロシア中興の祖」となるはずだったプーチン大統領ですが、ここにきて最悪手を打ってしまいました。
2日ほどでウクライナを制圧するはずだったのが、意外にも大苦戦。
欧米諸国や日本などからも経済制裁を受け、軍事のみならず経済まで停滞してしまいました。
プーチン大統領は「偉い人」になりすぎ、まわりがイエスマンばかりになってしまったのが今回の大失敗の要因でしょう。
今回の最悪手は、ひとえにプーチン大統領の驕り(おごり)からきたものだと断言できます。
ウクライナ侵攻時、プーチン大統領がテレビによく映っていましたが、その顔を見ると「ちょっと太って年取った」との印象がありました。
自分の国が侵略され、生命や財産や平穏な日常生活が脅かされるのはたまりません。
そんな時は私も(老体に鞭打って)祖国のために戦おうと思います。
テレビに出てくる評論家の中には(ウクライナは戦わずに)ロシアに最初から降伏すればいいなどと言っている人もいたようですが、そんなことをすれば今から100年間はロシアに隷属しなければならないはずです。
今回の件で、ロシアが侵略しているにもかかわらず、ロシアの肩を持った評論家や政治家があぶり出されたのは不幸中の幸いです。
この人たちはロシアの工作員ではないかと思うのです。
対中国の切り札として、ロシアと日本が平和条約を締結するという手もあったかもしれませんが、もうこれでパーになりました。
「ロシアを決して信じるな」という本がありますが、その通りだと思います。