香川県の金毘羅さんを参拝してからずっと、大物主命(オオモノヌシのミコト)の存在を感じています。
10年間、毎月欠かさず伊勢神宮に参拝しているので、私には「いつも天照大神に守られている」といった感覚があるのですが、ちょうどそんな感じです。
大物主命は大国主命(オオクニヌシのミコト)の和魂(にぎみたま)と言われています。
大国主命は少彦名命(スクナヒコナのミコト)とともに国づくりに励んでいました。
が、途中で少彦名命がいなくなり、途方に暮れていたときに現れたのが(魂の兄弟である)大物主命なのです。
神様というのは「霊的エネルギー体」でもありますが、そのエネルギー量が途轍もなく大きいと、別の人格(神格)として現れることがあります。
天照大神(アマテラスおおみかみ)にも和魂と荒魂があり、伊勢神宮の内宮ではご正宮で和魂を、また別のお社である荒祭宮で荒魂をお祭りしています。
余談ながら、西宮の廣田神社は天照大神の荒魂だけをお祭りしています。
両方にお参りすると、その共通した雰囲気や波動が分かってきました。
雄々しく、懐が深く、どっしりとした豊かさを感じます。
大物主命の追っかけをしたい心境で、少なくとも来年また参拝することに決めました。