努力を楽しむ

目的を作ることはとても大事なことですが、ともすれば「勝手に目標を作って、勝手に苦しんでいる」といったことがあるのではないでしょうか。

 

特に経営者などにはその傾向が強いように思います。

 

私の場合は「会社は大きくしなければならない」といった間違った思い込みにとらわれ、組織の拡大を図ったことが一番の失敗でした。

 

社員数の目標など、今から考えれば意味のない「とんでもない」目標でした。

 

目標は考えるだけでワクワクするものでありたいですね。

 

ギシギシした義務感に縛られた目標なんて、決して面白いものではありません。

 

目標に向かって進んでいく場合でも、もっと手段そのもの楽しんでいきたいと思うのです。

 

過程を存分に楽しむ、つまり努力を楽しむわけです。

 

目標のために長いあいだ自分を犠牲にしたり、あるいは家族をも犠牲にしたりするのは、やっぱり間違っているのでないかと思うのです。

 

自分が頑張って目標を達成するというのも あるでしょうし、潜在意識や神様にお願いして夢を実現してもらうという手もあります。

 

その場合は、その実現を楽しみに待ちながら、 自分は日々やるべきことを淡々とやっていく ということでいいのではないでしょうか。

 

今年を初年度とする「5か年計画」を設定したのですが、目標はたったの2つ。

 

この5年の間に「外国語の本を月50冊読む」と「読書の本を出版する」だけです。

 

まだ何も形は見えていませんが、その方向に向かって毎日楽しんでいます。