60歳代後半になって「自分が一番やりたかったことは勉強だったんだ」と気づきました。
遅きに失するとはこのことで、ずいぶんと遠回りをしてきたわけですが、もしこの遠回りがなければ鼻持ちならない人間になっていたのは間違いなく、これもまた「神の計画」だったのかもしれません。
「会社を大きくしなければならない」との思い込みをなくしたところから、本当の意味での快進撃が始まったように思います。
この呪縛を捨てたことにより、収益も安定し、身も心も自由自在になりました。
今も「不自由」なくらい忙しいのですが、これは人から強制されたものではなく、それが証拠にいつもワクワク感でいっぱいです。
もう一つ呪縛を捨てようと思っています。
それは「井の中の蛙(かわず)になってはいけない」というものです。
地方の小さな会社で働いていると、知らぬ間に世間知らずになってくるのではないかという、一種の恐れのような感情があります。
強迫観念と言い換えてもいいかもしれません。
が、無理やり人脈を作ろうと思わずとも、必要(あるいは重要)な人は勝手に向こうからやってくるのではないかという気がしてきました。
会社や自分を一層懸命に磨いていれば、それなりの人との出会いがあるのではないかと思うのです。
幸い「やるべきこと」はいっぱいあります。
「やるべきこと」を「多読」と「語学」と「投資」に絞ったのは大正解だったし、その方法論のところでも「ヨコ勉」や「車勉」や「画期的語学学習法」など、新しいメソッドを開発しました。