南九州の「神たび」 その10

天岩戸神社に着きました。

天照大神の像がありました。

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天岩戸神社は東と西の2つあることを今回初めて知りました。

 

隣接して奥でつながっているのですが、それぞれの入り口は歩いて5分ぐらいの距離です。

 

天照大神がお隠れになった洞窟は「西」にあります。

 

前回来た時はその洞窟まで歩いて行けたのですが、今回は行けなくなっていました。

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入り口の鳥居です。

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ご祭神は天照大神

ほかに「タジカラオの命(みこと)」と「アメノウズメの命」、そのほか5柱の神々が祀られています。

 

すべて古事記に出てくる神々で、お隠れになった天照大神を洞窟から引き出す時に活躍した方々です。

 

別のご神名として「オオヒルメのミコト」が書かれています。

 

「大日孁貴(オオヒルメノムチ)」とも呼ばれるのですが、この方は天照大神と同じ霊的エネルギー体(神)ながら、国づくりの時に2度にわたって日本に生まれてきたという説もあります。

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本殿へ入るための門。

 

屋根の上に乗っている「鰹木(かつおぎ)」の数が5本と奇数です。

 

天照大神の場合は偶数と決まっているはずで、このことを神職に質問したら「ふつうはそうだけど、例外もある」との答えでした。

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こちらが本殿です。

 

こちらも鰹木が5本で奇数になっていました。

 

神社の知識が増えると、変なところで拘(こだわ)ってしまいます。

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次に「東」の方に行きました。

 

天照大神が洞窟から出られたあと、ここに住まわれたのだそうです。

 

日本各地に「天岩戸」と呼ばれるところがあるのですが、やはりここが「ホンモノ」だという気がしました。

 

天照大神がお住まいになっていた場所に、足を踏み入れることができるのは光栄です。

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「アメノウズメ命」です。

 

ほんとうはストリップさながらの「のりのりダンス」だったようで、それを見て神々がどっと大笑いしたと古事記にあります。

 

だから「アメノウズメ命」は今でも芸能の神さまです。

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この鳥居の向こうは神域です。

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上り階段で神社へ向かうのは「神社のお約束事」。

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もう一つ鳥居があって…

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そして本殿です。

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奥に行くと「七本松」があり、何らかの由緒があると思うのですが、今はちょっと分かりません(7本以上あるように見えますが、根元でくっついているのもあるからでしょう)。

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以上で今回の神社巡りはすべて終了です。

【おまけ】

朝食も昼食も取らず、夕方、高速道路のサービスエリアでの1日1食。

とってもおいしかったです。

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