私の本業は不動産オーナー業ですが、何かの勉強会に入っているわけではありません。
一度「大家の会」のようなグループの勉強会に参加したのですが、資産家の集まりかと思っていったら、できの悪いサラリーマンのような人たちが多くいたので驚いたことがあります。
同じサラリーマンでもエリート的な人たちではなく、多分あまり仕事もできないだろうなと思えるような人たちでした。
各人がアパートのような収益物件を所有しているのですが、例外なく「かぼちゃの馬車」の銀行から借入れをしていることを知り、二度ビックリしたのを覚えています。
早くこの貧乏くさい集団から逃げ出さないといけないと思い、セミナーだけで、懇親会には参加せず帰った経験があります。
私が若い頃、人生の成功者と思われる年配のお客さんと話したことがあります。
その人いわく「今まで重要な決断はすべて一人でなしてきた。人に相談したことはない。そしてそれが正解だったように思う」とのことで、私もいたく納得した覚えがあります。
会社の社長も孤独ですが、投資の世界も孤独(であるべき)です。
勉強は徹底的にすべきですが、決断は自分一人でしなければいけません。
投資家が群れるなんてことはあり得ないわけです。
投資にも好き嫌いがあり、相性というのがあります。
極論かもしれませんが最終的には「ワクワクするか、しないか」で決めてしまってもいいのではないかと思います。
身の丈投資という考え方があり、投資ではムリをするのが一番危険です。
キャッシュを貯め、自然体で構えていようと思います。
自分がゲットできる不動産は、最初から運命で決まっているような気もするのです。