政治から距離を置く

菅義偉という新しい首相にかなり期待しています。

菅さんをよく知る人によると、酒は飲まず、また女性のスキャンダルもゼロで、働くことをいとわず、実行力も抜群で、唯一の欠点は「食べるのが早すぎる」とのことです。

菅さん自身は総理への野望は過去全くなく、いわば一種の流れで首相になったわけで、総理獲得のためのコストがほとんどかかっていません。

無派閥でもあり、これまた派閥の維持管理費がゼロでもあります。

首相になってから取り返さなければならないものが、何もないのが強みではないかと思うのです。

「スタンドプレーをしない」や「自分が目立とうとしない」は都知事と対極をなし、「見栄を張らない」や「大口をたたかない」などの特徴もあります。

ひとことで言うと「地味」で「地道」。

仕事以外の余計なものがないので、その成果を心待ちにしたいと思います。

私は自分が選挙に出るようなことはなかったのですが、地元の議員(市長も含む)を結構応援してきたことがあります。

が、たいていは期待外れでした。

中には汚職で捕まったような人もいました。

今は政治とはかなり距離を置いています。

政治とは関係がないのですが、地元の防犯協会や防火協会やなどの公的組織の会員にもいっぱい入っていました。

面白いことに各組織の役員は、同じような人たちが重複してなっているのですね(地方の場合はどこでもそういうことなのでしょう)。

いろいろ入ってみて商売的なメリットはなかったというのが結論で、機会をみて退会していこうと思います。

お金も時間も労力も、自分が望むもののみに集中していこうと思っているからです。