「多ければ多い方がいい」というのが、今までの日本経済のコンセンサスであり、私自身の思い込みでもありました。
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が、量や数を制限するというのも、かなり重要なことではないかという気が、最近強くしてきました(一種の「悟り」ではないかと、自分では密かに思っています)。
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月に本を200冊読んでいるのですが、将来250冊にまで増やしたいと、実はちょっと思っていたのです。
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が、「ストイック」に200冊で止めておかないと、ほかのことがデキなくなってしまいます。
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一往復約200段の階段トレーニングが、極めて有効であることが分かってきたのですが、それも10往復を上限とすることにしました。
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これもまた、それ以上すると他のことがデキなくなってしまうし、「もう少しやりたい」くらいで止めておくのが、次に向かってのモチベーションにつながります。
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毎日1時間の語学の勉強も(自分の意志で)それ以上することはやめようと思います。
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語学の勉強をやっている人はお分かりでしょうが、語学の勉強というのは、時間的にも精神的にもかなりの負担になるのです。
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読書でも運動でも勉強でも、一見いいと思えるようなことでも、やり過ぎるのは逆効果となってしまいます。
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決まった量を継続的に毎日こなすというのが、どうも「人生勝利のカギ」ではないかという気がしてきました。
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数や量を軽減させ、しかし継続させるのです。
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基本的には1日も休まずに、今から30年間は続けたいものです。
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「本を月に200冊以上読まない」や「階段トレーニングを10往復以上しない」や「語学の勉強を1日1時間以上しない」と決めると、何だかホッとし、また逆に「やる気」が増してきました。