伊勢から東京クルマ旅 その6

あまりにアホっぽい話なので、書くのも憚(はばか)れるのですが、東京にいる間にこんなことがありました。

あるセミナーにだいぶ前から申し込み(振り込みも終えています)、指定された場所に時間通り(正確には50分前)に行きました。

そこは渋谷の小さなビルだったのですが、その階に行っても誰もいないのです。

女性講師のセミナーだったのですが、ひょっとして先方がスッカリ忘れているのではないかと思いました。

本も何冊か出している著者なので、まさか新手の詐欺ではないだろうとは思ったのですが、騙されていないという自信はあまりありません(その講師は写真ではかなり美人で、写真で釣ってカモにする手です)。

その事務所に電話したのですが、誰も出てきません。

留守電にスイッチしたので、要件を入れておきました。

ブログのネタとしては面白いかもしれませんが、とりあえず大ショックです。

渋谷の街はゴチャゴチャしていて、あまり好きになれず、タクシーに乗って早々にホテルに戻りました。

私は想定していたことと違う現象が起きた時、「これは何を意味しているのだろう?」とか「神さまのご意思は何だろう?」と考える癖がついています。

これはやはり「余った時間でジックリ本を読むべし」という神さまのアドバイスではないかと考えました。

そうこうしているうちに、当の女性講師から電話が入って来て「セミナーの場所が変更になっていたのに、担当のスタッフが辞め、それを伝えるのを忘れていた」とのこと。

「アーメン、チーン」という感じであります。

その講師のセミナーは「潜在意識の活用」がテーマなのですが、潜在意識の前に「普通の意識」をもっとマトモにした方がいいような気もします。 

一連の現象にあまり感情を乱すことがなかった自分をほめてやりたい気がしています。

が、あとで猛烈に腹が立ってきて、やっぱりそんなに人間ができていなかったことがよく分かりました。