本気で1万時間

当社のスタッフは「いい人間」ばかりですが、私自身がスタッフに依存し過ぎてはいけないと自戒しています。
リーダーは孤高を怖れてはならないのです。
また、リーダーの最も大事な仕事は将来をイメージすること。
うまくイメージしさえすれば、その方向に事態が進んでいくのは間違いがありません。

書けば夢が実現する確率がグンと高くなるのは真実ですが、書くことにより頭の中で漠然としていたイメージが、より具体化するからだと思います。
夢の実現は、本人の努力の部分も“もちろん”ありますが、8割ぐらいは潜在意識の力によるところが大きいのではないかと思っています。

「自分はこうなりたいのだ」ということを紙に書いて示さなければ、潜在意識もどうしたらいいのか分からないのです。
短い人生なのだから、自分の夢を遠慮なく書いて、とっとと潜在意識に実現させてもらえばいいだけなのです。

働いたり、学んだりすることは、本来とても楽しいことです。
人より優れた分野があれば、もっと楽しくなります。
だから早く一流になればいいのです。
1万時間の法則というのがあって、とにかく1万時間何かに打ち込めば、その分野で勝手に一流になってしまいます。

本気になって1万時間の努力もせず、うだうだとムダな時間を使っているなんて、この世に「生」を与えてくださった神さまに対して申し訳ないのです。
何のために生まれてきたのか、意味がないではありませんか。

テレビをぼうっと見ていたり、ネットサーフィンやゲームにハマっていたりしていては、いくら時間があっても足りません。
そんなことをしに、この世に生まれてきたわけではないのです。

自分の人生を本当に輝かせる「生き筋」に時間を投入していかないと、いい人生にならないのです。
シンプルに「人生のコア(生き筋)」に時間とエネルギーを集中し、余分なものを削ぎ落としてシンプルにしていかないと、人生に勝利し、成功することは難しいのです。

逆にシンプルにさえしていけば、勝利や成功を手にすることが簡単にできるわけで、こんな分かりやすくて楽な法則は滅多にあるものではありません。
私の場合、社会人となってから今日までの人生は、失敗とは言えないまでも、反省の山です。
ならば今からの30年間は悔いのない密度の濃い人生にしてみようと、ふつふつと闘志を燃やしているところなのです。