伊勢から東京クルマ旅 その5

最初見に行ったフランチャイズショーでは「売り込み」がキツかったのですが、あとでまわった店舗や防犯や建築の展示場では全くそんなことがありませんでした。

業態による「社風」のようなものがあることを肌で感じました。

私は不動産はベテランですが、建築そのものに関わったことはありません。

もし建築を本業とする人には、店舗や建築建材の展示会はさぞ面白いだろうなと、歩き回りながら思いました。

「リテールテック」のエリアでは、主に顔認識の技術が展示されていました。

この分野では多分中国が最先端を行っているのではないかと思います(監視社会という意味も含めて)。

中国で5万人が集まるイベントがあり、そのときに指名手配犯が1人紛れ込んでいたそうです。

が、人物認識システムで、あっさりと捕まえることができたと、本で読んだことがあります。

このシステムを応用すると、人物だけでなく、クルマなどの動きも細かく捉(とら)えることができ、今後急激に進化していく分野であることは間違いありません。

また無人店舗化への対応システムも多く展示されていました。

今後は、現金では買えないキャッシュレス店舗や、店員がいない無人店舗が、当たり前のように街に出現していきそうです。

ここでも「時代に取り残された老人になってはならない」と危機感を感じました。

それにして溢(あふ)れんばかりの人の多さには驚きました。

すべてビジネスに関係した人たちで、芸能ファンが集まっているわけではないのです。

歩き回り、お腹がすいたので午後4時ごろに、ビッグサイトの食堂で晩ごはんを食べました。

ノドもカラカラだったので、大ジョッキでビールを2杯。

ビールでもって「本日終了」。

ホテルに帰って寝ます。