そうだ、神社へ行こう!

伊勢神宮へ行くときは、どちらか言うと緊張しており、あまりリラックスした感じではありません。

毎回、正式参拝なのでキチンとした服装でお伺いします。

御垣内参拝(みかきうち・さんぱい)は「結界(けっかい)」で囲まれた場所に入っていくわけで、心のケガレを持ち込むわけにはいかず、精神的にも霊的にも張りつめたものがあります。

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一方、初めていく神社は、やっぱりワクワクするのです。

神社によっては「ど~ん」とすべての人を迎え入れる雰囲気を

持ったところもあれば、スピリチュアルな透明感があって、生半可な気持ちでは入ることを許さないような「氣」を感じるところもあります。

神社との相性というのも(畏れ多くも)確かにあるように感じます。

私の知人は出雲系の神社に行くと魂がガツンと反応し、それ以外ではさほどピンと来ないようなことを言っていました。

伊勢神宮には毎月、また出雲大社には年に1度参拝させていただいているのですが、昨年はその他いくつかの神社にもお伺いしました。

熱田神宮は何とも言えぬ迫力があり、椿大社(つばきおおやしろ)では深く静かなエネルギーを感じました。

伊弉諾神宮(いざなぎ・じんぐう)では「国造りの矜持(きょうじ)」のようなものが伝わってきました。

貴船神社ではピュアな波動を得たし、大神神社(おおみわ・じんじゃ)には雄々しいパワーが漲(みなぎ)っていました。