ブロック・チェーン

ビットコイン」という名前が新聞紙上に出だし、
今のところはまだ混沌としており、
ちょっと“いかがわしい”ものといった
イメージがあるかもしれません。

私もビットコインというのがよく分からなかったので、
本を20冊ほど買って読んでみました。

そうすると、重要なのはビットコインではなく、
その理論的裏付けとなる「ブロック・チェーン」
だということが分かってきました。

では「ブロック・チェーンのことを説明せよ」と
問われたならば、これが全くできないのです。

ブロック・チェーンのことが理解できる人は、
多分1万人に1人ぐらいではないかと思います。

少なくとも私のまわりの文科系の人たちで
ブロック・チェーンを理解できる人は
皆無と言っても過言ではありません。

しかしながら 「ブロック・チェーンが世の中を変える」
ようなのです。

ビットコインというのは、ブロック・チェーンの応用で出来た
仮想通貨のことですが、ブロック・チェーン自体は
さまざまな分野に応用が効くのです。

ブロック・チェーンは、あらゆる取引をデータ化して
不正が入らないようにする仕組みですが、
例えば不動産業で言えば、不動産登記などは簡単に
ブロック・チェーン化への応用ができそうなのです。

また日本にはメガバンクが3つありますが、
それぞれが独自のビットコインを発行
(つまり日銀に代わって通貨発行)
するなんてことが十分考えられるのです。