フランス語はチャーミングなワガママ娘

英語とドイツ語とフランス語と中国語を勉強しているのですが、その中で私にとって一番厄介なのがフランス語です。

発音も文法も難しいのです。

英語のつもりでフランス語の単語を読むと、随分とズレがあることがあります。

逆にフランス人にとっても英語の発音は難しいのではないかと、フランス人の先生に聞くと、やはりかなり違和感があるとのことでした。

EUの統合などもあって、最近でこそフランス人の英語力は格段に進歩していますが、昔はパリでも英語が通じなかったのは、そんな理由もあったからかもしれません。

フランス語はリエゾンと言って、単語と単語を切らずに“ひっつけて”発音する方法が発達しています。

これがフランス語らしさを醸(かも)し出しているようにも感じます。

英語でもリエゾンらしきものはあるのですが、今まで私はほとんど無視してやってきました。

これからはちょっと意識して英語でもリエゾンを使っていこうと思っています。

フランス語の文法は、まるで「わがまま娘」を相手にしているようで、相当てこずるのです。

わがまま娘ではあるのですが、その分とてもチャーミングで、みんなそんな魔力に引き付けられてフランス語にハマっていくのではないでしょうか。

今の私のフランス語での目標イメージは、パリやニースの一流レストランで、すべてフランス語で通すことです。

今、ネットでのオンラインレッスンで習っているのですが、30分前から予習できるシステムになっています。

その30分間、画面のテキストをひたすらノートに書き写す作業をしています。

手で書いていくと、文法の構造などが、頭に整理されて入って来ることを発見しました。

一見、非効率でムダな作業のようですが、語学学習には極めて有効だと感じています。