外国語を学ぶ

中国人の挨拶で「もうご飯食べましたか?」というのがあると聞いたことがあったのですが、ウェブレッスンの中国人講師たちは、本当にそんな挨拶をしてきます。
他の国の言語では、そんな挨拶はまずありません。

英語やドイツ語やフランス語では「ご機嫌いかがですか?(例えば英語だと『ハウ・アー・ユー?』)」という挨拶から入ることが多いのですが、少なくとも私の場合、日本語ではあまりそんな挨拶はしません。
特にビジネスでの電話だと、いきなり用件から入ることが少なくありません。
用件以外のことでウダウダ話すのは、時間のムダの様な気がするからです。

従って「ご機嫌いかがですか?」、「はい、いいです。あなたは?」などと(あまり意味がない)決まりきったことを言ったり聞いたりするのは、ちょっと苦手なのです。
でも「ご機嫌いかがですか?」と聞かれたら、英語なら「ベリー、ベリー、ナイス」、ドイツ語なら「ゼア、ゼア、ゼア、グート」、フランス語なら「トレ、トレ、トレ、ビアン」と答えるようにしています。

昔、プロ野球の監督から「調子はどうだ?」と聞かれた時「絶好調!です」と答えた選手(巨人の中畑選手)がいましたが、私も同じような返答をしているわけです。
「絶好調」とか「調子は抜群」などと答えていると、相手も気持ちがいいし、自分も元気になります。
ポジティブな言葉は、ポジティブな状態をもたらすのです。

夕方にウェブレッスンを2レッスンずつ受講しているのですが、レッスンは2週間前から予約できます。
英語、ドイツ語、フランス語、中国語の4つの言語のうち、2つずつ組み合わせながら予約します。
2レッスンともお気に入りの先生が取れた時は、まだレッスンを受けてもいないのに、満足感でいっぱいになります。

フランス語は昨年の1月から、また中国語は今年の1月から始めたのですが、私の中では中国語のレベルがフランス語を超えました。
受講レッスン数は中国語よりもフランス語の方が多いように思うのですが、いかにフランス語が難しいかということです。
フランス語の単語の中に「i」が入っていると「イ」ではなく「ア」と発音したり、「e」の場合は「エ」ではなく「ウ」と発音したりするので、まずはそこがネックとなります。

また動詞の活用が自由奔放に変化し、どうしてこんなムチャクチャな活用にしたのか不思議な気がするぐらいです。
それに対し中国語は発音こそ難しいものの、文法は実におおらかで「言葉の簡単さ」だけから言えば、十分「世界言語」になる資格を持っています。