楽しみな選挙結果

ある人が以前に「民主党は、あと2回総選挙したら消えてしまうだろう」と言ったのを覚えているのですが、本当にそうなってしまいました(分裂しました)。
離党の上、議員は希望の党に合流することが求められ、しかも一部の議員は希望の党への入党を拒否されるというオチまでついていました。

小池百合子さんが都知事に立候補し、そして圧倒的集票で都知事に当選しました。
勢いあまって国政にも影響を与えるべく「希望の党」を設立し、代表に就任しました。
都知事の仕事と国政の仕事の両方をいっぺんにできるのかどうかの批判もあったのですが、小池人気がそれを上回っていました。

しかしながら順風満帆で来たはずが、ここに来て逆風が吹きだしたようです。
かわりに立憲民主党の勢いが強くなってきました。
その影響で共産党議席が減るのではないかという見方もあるほどです。
この構図は選挙が始まった頃は全く見えてこなかったことです。

あくまでも選挙が終わってみなければ分からないことですが、今のところ自民・公明は善戦しているようです。
私が住んでいる「兵庫6区」は自民、希望、維新、立憲民主の4党から出馬。
常連であった共産や幸福実現党からは誰も出ていません。

兵庫6区の候補者は各党とも比較的若手が多く、何となくみんなキャラが似ているような気がします。
ちょっとした何かの縁があれば、ついその人に入れてしまいそうな感じです。
私は早々に期日前投票を済ませているのですが、今回ほど興味を持って結果が待ち遠しい選挙はありません。

今まで「選挙に行かない」という人とも何人か出会っているのですが、じっと観察していると、そういう人たちは1人も運気が良くなっていないのです。
選挙と運気なんて、何の関係もないように見えますが、選挙に行かないというのは、やはり社会に対して何らかの無責任さを持っており、それが運気に影響しているのかもしれません。

このところ世界的に見ても、意外な選挙結果が出ることが多くあります。
トランプ大統領の出現もその一つだし、イギリスのEU離脱もそうです。

株は劇的な変化を嫌います。
いま日経平均は14日連続の上昇という記録を更新しています。
私も一応、株式投資家なので(小市民的願望として)「あまり大きく体制を変えずに、何とかこのまま行って欲しい」という気持ちもあります。
それにしても選挙結果が楽しみなのです。