地道に、本気で

投資用不動産は金融緩和や、投資に目覚めたサラリーマン達の影響もあり、そのブームは結構長く続いていました。
が、ここに来て“やや”陰りが出てきたかもしれません。
私は宝塚で商売をしているのですが、東京などの市況の変化が少し遅れてやってきます。
従って市況の変化(不動産価格の下落)を、実際に体験していないのですが、曲がり角に来ていることは間違いがなさそうです。

私の投資はキャピタルゲイン狙いではなく、インカムゲインを目指しているので、やっぱり利回りが低いと面白くないのです。
東京での収益物件の利回りがかなり低くなっており、投資としての妙味をあまり感じることができません。

不動産投資は毎月家賃が入ってきますが、これは経済的、心理的に、とても大きなメリットだと感じます。
一方、固定資産税や管理費がかかり、また空き室リスクや滞納リスクなどもあります。
修理や施工不良や地震による建物リスクも無視できないデメリットです。

不動産は持っているだけで固定資産税などのコストがかかりますが、株は保有したまま“ほったらかし”でもコストはゼロで、むしろ配当が入ってきます。
私は毎月手元に残るキャッシュフローを、当面は預金代わりに株を購入していこうと考えています。

事業の見直しをしたので、売上は安定したのですが、増収することはありません。
毎月の固定費を減らし、損益分岐点を下げることにより、キャッシュフローを増やしていく努力をしていこうと思っています。
要は「より一層のシンプル化」です。

ほかの中小企業の経営者と同じで、私も時間的には「公私混同」で、仕事とプライベートとは分かれていません。
勉強はすぐには仕事に結びつかないかもしれませんが、本気で継続していこうと思っています。
今は1日4時間勉強していますが(読書時間も含む)、何とか工夫してもう2時間ぐらい勉強できないものかと思案しているところです。

私の知人の女性経営者(不動産業)が、相続の本を中心に、今まで44冊出版していることを知りました。
立派です。
私も14冊ほど本を書いていますが、ボヤボヤしている間に、ものすごい差となってしまいました。
ちょっと本気を出してやっていこうと思います。
やっぱり本気を出さないと、人生は面白くないのです。