海外クルマ旅

体力が減少してくる年代になってから、自動運転車が世に出ることになり、改めて自分の運の良さを感じています。
今でも既に、渋滞時に運転のサポートをしてくれる「レベル2」のクルマが市販されています。
高速で渋滞に巻き込まれても、セミナーのCDを聴きながら、自動運転車に運転を任せていればいいのであれば、渋滞が絶好の勉強時間に早変わりするわけです。

そうすると渋滞なんて何も怖くはありません。
アウディからレベル3のクルマも、この秋に販売されるようです。
ちょっとジリジリしながら、自分に合った自動運転車が出てくるのを待っているところです。

フランス政府が2040年までには、すべてのクルマを電気自動車にすることを決定しました(実際はガソリン、ジーゼル車の禁止)。
どうも流れは「電気自動車」や「自動運転車」の方向に行っているようです。
ハイブリッドを開発したトヨタは、今は間違いなく勝ち組ですが、自動運転の電気自動車が今後のクルマの主流となるのであれば、また状況がガラリと変わってくるので油断なりません。

ほんの10年ほど前でも、自動運転なんて夢物語でしたが、あっという間に「すでに実現化しつつある未来」になってしまいました。
ここ3年ほどで自動運転車が一挙に普及し始めるはずです。
今は宅配便を始めとする運転手不足が、ハッと気がついたら運転手が必要なくなっていたなんてことが起こりそうなのです。
「運転でメシを食って」いる人たちの半分ぐらいがいらなくなり、世界的な規模で新たな社会問題となるかもしれません。

私個人としては自動運転車大歓迎です。
いま凝っているクルマ旅はとても楽しいのですが、私の場合休憩が多く、時間がかかって仕方ありません。
自動運転車なら渋滞を心配しなくていいし、レベル3以上であれば車が目的地まで連れて行ってくれます。

ひょっとしたら海外でもクルマ旅の応用ができそうです。
自動運転車に行き先を告げれば、簡単に行きたい場所に連れて行ってもらえるからです。
電車の乗り換えが多かったり、道が分かりにくかったりして、なかなか行けない外国の観光地でも、勝手に自動運転車が案内してくれるのであれば、世界中で一種の観光革命がもたらされそうです。