時代に取り残されないために

いつの間にかコインパーキングが当社のメインの収入源になってしまったのですが、コインパーキング事業をこのままドンドン拡大していっていいのかどうかは、よくわかりません。
自動運転車の出現が、今後どう社会を変えていくのかが、まだハッキリと見えないからです。

今のクルマの延長で、自家用車が「手動運転車(つまり従来のクルマ)」から自動運転車に替わるだけなら、今まで通りの発想でコインパーキング事業を伸ばしていけばいいと思います。
が、自動運転車がシェアされ、タクシーのような使い方がされるようになると、どうなっていくかがよく分かりません。

例えば車に乗りたい場合、スマホのアプリで車を呼びます。
すると一番早く来ることができる自動運転車が迎えに来ます。
目的地までその車に乗り、そこで降ります。
自動運転車はまた次の呼び出しが来るまで、適当に流して動くわけです。
そのような動きが主流になってくると、コインパーキングはそんなに必要なものではなくなっていきます。

自動運転車は、ここ5年ほどで普通に市販されるようになると思われます(すでに「高速道路の一車線のみの自動運転車は売られていますが)。
10年もたてば、街を走る大半のクルマは自動運転車であるに違いありません。
そうすると「お抱え運転手」という職業がなくなります(昔の「女中」もしくは「お手伝いさん」という存在がなくなったように)。
タクシーやトラックの運転手だっていらなくなるのは目に見えています。

陸だけでなく、空のほうも「自動運転ドローン」の出現は時間の問題だと思います。
私はまだあと30年はバリバリの現役で働くつもりなので、自動運転車やドローンの発展の流れを、楽しみながら観察していきたいと思っています。

かつての写真フィルムやレコード針がこの世から姿を消したように、新技術の出現でなくなる産業や職業が現にあるのです。
ネット販売の普及で多くの街の本屋さんが店をたたみました。
ハイブリッド車や電気自動車が発達することによって、ガソリンスタンドが急激に減っていきました。

いくらその業界で努力したり工夫したりしていても、時代が変わることで産業自体がなくなってしまうこともあるのです。
だからアンテナを張って勉強しておかないと時代においていかれるのです。
足元の明るいうちに、必ず今後の時代の方向を見つけ、手を打ちたいと思っています。

Je me lève à 6 heures.
Je promène mon chien à 7 heures.
Je prends le petit déjeuner à 8 heures.
Je fais de la lecture de 21 heures à 24 heures.