シンプルライフのために、捨てる!

晦日から元旦にかけて、ここ30年ほどはずっと読書か勉強をして過ごしてきました。
従って紅白歌合戦などは、もう長い間見ていません。
若いころに「大晦日から元旦にかけて勉強すると、2年にわたって勉強したことになる」という訳の分からないことを本で読み、それ以降の習慣です。

正月休みだから“いっぱい”時間があるだろうと思っていたらトンデモなく、予定していたことの半分もできません。
元旦などは年末のうちにしそこなった屋外の掃除までやっておりました。
普段は老夫婦2人だけの生活(おっと、ビートも一緒でした)で、とても静かに暮らしているのですが、そこに孫が加わると急ににぎやかになります。

なかなか書けなかった「駅前不動産奮闘記」の原稿を書こうと思っていたのに、それも書けずに1日が終わってしまいました。
読書も目標とする冊数までまだかなり残っています。
今年から月170冊から185冊に目標を上げることにしたのですが、生半可な覚悟ではとても達成できるものではないということを痛感しています。

とにかく生活をシンプルライフにしていかないと、雑用だけで1日が終わってしまいます。
色んなものを捨て去らなければシンプルライフにはなりません。
まずは「モノ」を捨てる。
しかる後に「ミエ」も捨てる。
過去を引きずっていてはシンプルライフには決してならないので「カコ」も捨て去る必要があります。

本当に必要なモノだけを手元に残し、あとは捨ててスッキリするというのが正解です。
余計なモノを持っていると、それに時間を取られてしまうからです。
ミエもこの際なくしましょう。
実力以上に自分を大きく見せようとすると、余計なエネルギーがいるのです。
虚栄の自分に振り回されずに、そんな時間があったら「実力」をコツコツと蓄積し、磨いていくべきです。

過去も捨て去るべきで、たとえそれが成功体験であっても、むしろその方が有害かもしれません。
時代も変化し、市場も変化しているわけで、前提が違ってきているのに「過去の成功体験」が再び通用するかと言えば疑問なのです。
私もこのブログで将来の大風呂敷を広げることが少なくないのですが、本当に大切なのは「而今(にこん)」。
「いまここ」という意味です。
過去にも、将来にも囚(とら)われず、「いまここ」を最高に楽しみ、最高のパフォーマンスを上げる生き方をしたいものです。