東京へのクルマ旅

以前は長時間クルマを運転するのは苦痛だったのですが、毎月伊勢神宮へクルマで行っている間に、段々とドライブの楽しさに目覚めてきました。
今回、東京で友人たちと会う機会があり、思い切ってクルマで行ってみることにしました。

クルマ旅の利点は、新幹線などの時間を気にせず、マイペースで移動できることや、たくさんの荷物を気にせずに持って行けることです。
逆にデメリットは移動中に本が読めないということです。

朝10時に宝塚をスタートし、東京のホテルに着いたのが夕方5時半。
その間、休憩を挟みながらも、延々とクルマで移動するわけで、やはり相当疲れました。
が、初めて自分のクルマで東京まで来られたことに、ちょっと感動もしました。
自動運転が普及すれば、もっと頻繁にクルマで東京に出てくるかもしれません。

今回の目的は2つ。
一つは鹿島神宮香取神宮にお参りに行くこと。
また偶然なのですが、尊敬する伊能忠敬の記念館が香取神宮のすぐ近くにあり、そこも訪れたいと思っていました。
もう一つの目的は、友人たちとの会食。
麻布十番エステを開業した人がおり、そこを見学のあと、食事会となります。

鹿島神宮のご祭神は建御雷神(タケミカズヅチノカミ)、香取神宮経津主神(フツヌシノカミ)で、ともに「武」の神様です。
2柱は仙台の塩竈神社でも祭られており、より深くご縁を頂くために参拝したかったのです。
今回、その夢が叶いました。

鹿島神宮に一歩足を踏み入れると、とても清々(すがすが)しい「氣」が流れていました。
「武」の神様なので、もっと厳(きび)しい雰囲気なのかと思っていたら、大らかで、むしろ“やさしさ”さえ感じました。
少なくとも歓迎して下さっていることは、よくわかりました。

鹿島神宮茨城県香取神宮は千葉県で、利根川を挟んで対になっているようです。
香取神宮もさわやかで、気持ちのいい神宮でした。
まさか自分のクルマで鹿島神宮香取神宮を訪問するとは思いもしませんでした。
神縁に感謝です。