「モノを捨てると運気が上昇する」というのは、私自身何度も経験してきているし、いくつもの本にも書いてある事柄で、反論の余地のない「法則」だと思います。
当社は普段よく掃除したり片づけしたりしているので、ここ数年「年末大掃除」というのをしたことがありません。
*
が、今年はやります。
会社に滞留しているモノを思いっきり捨てていこうと、今から手ぐすね引いて待っているところです。
キレイに整理整頓していて問題がないようにしているつもりですが、本気で「モノ捨て」に入ると結構捨てるモノが出てくるのではないかと感じています。
*
「強いものが生き残るのではない。上手く変化するものが生き残るのだ」というのは進化論のキモの部分ですが、会社だって変化しなければ消え去ってしまうのです。
頭の中では「次への変化」を考えてきたのですが、具体的な一歩が踏み込めないままズルズルと来てしまいました。
*
来年は変化の年にします。
なぜ前へ進めなかったかというと、私自身がスタッフに依存し過ぎていたからだと思います。
変化しなければならないことは分かっているのに、自分では何もする気がなく、スタッフに動いてもらおうと考えていたからです。
スタッフに対する遠慮もあったと思います。
*
しかし変化しないとやがてフェードアウトすることが目に見えているのに、変化への行動を躊躇(ちゅうちょ)しているわけにはいかないのです。
津波が迫ってきているのに、逡巡(しゅんじゅん)しているのと同じことです。
四の五の言わず、リーダーである自分自身がまずは動いてみることだと思うのです。
*
時間が足らないので、効率のいい動きにしたいと思っています。
「やるべきこと」と「やらないこと」を選別し、「やるべきこと」に集中。
「選択と集中」は何も企業のことだけに限らないのです。
個人の動きでもそうなのです。
*
借入れがなく、手形を切らず、損益分岐点を低くしているならば、会社はそうそう潰れるものではありません。
勇気を持って変化してみようと思うのです。