そうだ、天才になろう!

私よりずっと仕事ができる人もいれば、卓越して資産が多い人もいます。
比べる必要はないのですが、ついつい「勝てない」と思ってしまいます。
が、読書量で私より多い人は、少なくとも私のまわりではいないのです。
ならば、その「得意分野」を徹底的に伸ばそうと思うのです。

実際、本を読むと「情報」も「知識」も「知恵」も「認識力」も格段にアップします。
年2,000冊の読書を2年ほど続けただけで、次元が違ってくるほど自分が成長したことを感じています。
今は日に平均6冊ほどの本を読むのですが、早く10冊読めるようになり、年3,000冊読破といきたいものです。

自分が偉いというつもりは全くないのですが、レベルが高くない人たちとの社交はあまり意味を持たないように感じてきました。
徐々に減らしていきたいと思うのです。
時間は有限。
その中で成長しようと思ったら、やっぱり優れた人たちとお付き合いしていかないと、時間がいくらあっても追いつかないのです。

今までの人生は、いかにプラスを目指すかばかりを考えてきました。
「前年よりも売上増」や「新事業の開発」や「人脈の開拓」などです。
しかしこれからはカット(マイナス)することを考えていきたいと思うのです。
「絞り込み」と言い換えてもいいかもしれません。

つまり事業や会合を絞り込み、本当に自分がやりたいことだけを深堀りしていきたいと思うのです。
会社や自宅にあるモノも出来る限り捨て去って、シンプルライフを貫いていきたいとも思っています。
モノが多いだけで時間が取られてしまいます。
今の私にとっては時間が一番貴重です。

自分自身の感覚の中では、仕事も勉強もリラックスタイムそのものなのですが、欲が深いので自分の能力以上のモノを要求し、勝手に苦しくしてしまいます。
が、それらは実現させたい…。
ならば天才になるしか手がないという結論に達しました。

空海も会得したという「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」というのがあります。
飛躍的に頭がよくなる方法です。
天才になるにも論理的な方法論があるように思うのです。
例えば年間2,000冊読破するなんて言うと大層そうで、ほんの10年ほど前にそんな話を聞いていても自分でも信じなかったと思うのですが、今では何のプレッシャーも感じずに読みこなせています。

読書だって語学だって仕事だって、早く「天才」にならなければ、夢がいつまでたっても実現しないのであります。