本を読む

「本を読むために旅に出る」といった優雅な旅行は海外旅行や新幹線利用の時に実現します。
クルマや飛行機での国内旅行はジックリ本を読んでいる時間がないので、そういうわけにはいきません。

12月は伊勢、出雲、仙台と3回も旅行をしました。
いずれも大変に充実した内容の旅で、それぞれに100点満点なので満足しています。
が、読書的に言うと、計7日間も本を読まなかったので、目標数から大きく後退しているところです。

武士は普段は質素な生活をしているけれど、唯一いくら贅沢をしてもいいものがあります。
それは刀。
刀はサムライの命だからです。
同じように知的生活人にとって本は命。
従っていくら本に時間やお金をかけてもいいことにしました。

ウォーレン・バフェットは1日6時間の読書をしていると読んだことがあります。
同じく大成功した投資家のジム・ロジャースもその著書の中で、口を酸っぱくして読書の大切さや必要性を述べています。
実業家は忙しすぎて読書の時間があまり取れないかもしれませんが、投資家はいくら読書に時間を費やしてもいいようなのです。

そして私は個人投資家を目指しています。
学生時代に渡部昇一先生の本を読んで以来、知的生活に憧れている人間でもあります。
ならば可能な限り本を読もうと思うのです。
子供たちも成人して独立し、今は「老夫婦」2人だけの生活です(ビートはいますが)。
会社も借入れゼロだし、少数精鋭でもあります。
つまり足を引っ張る要因が何もないのです。

こんな恵まれた状態で本も読まずに“ぼうっと”生きていたら神さまに申し訳ないのです。
毎日、本を読んでばかりで、一生を終えたって全く後悔はありません。
年1,000冊の本を読み出したころから、明らかに自分自身が次元を超えた成長をしたことを感じました。

「では、年2,000冊にしたらどうなるのだろう?」と挑戦し、それを達成した今、もう一段階成長した自分を見出すことが出来ました。
ならば3,000冊を目指してみたいと思うのです。

1日6冊読めば年2,000冊になりました。
3,000冊だと、1日10冊読めばいいのです。
ヨーロッパへ行く時などは、飛行機の中で片道10数冊の本が読めてしまえます。
あながち無理な冊数でもないと思うのです。
トライしてみようと思うのです。