旅の非日常性から

海外旅行の魅力は「非日常性」です。
行った先の「日常」は、こちらにとっては「非日常」。
その落差が大きいほど異文化に対してのワクワク感が強くなります。

先日、旅は自分自身の「非日常性」の発見でもあると気づきました。
どういうことかというと、普段は考えることのない自分の将来を熟考したり、今の生活などをジックリと見直したりする時間が持てるということです。
今後の自分の人生の方向や会社の経営方針なども、海外旅行中によくインスピレーション的に降りてくることがあります。

会社のピンチというのは何度もあったのですが、11年前のアムステルダムへの1人旅の時、もう廃業した方がいいのではないかと真剣に考えていたことを思い出しました。
儲からないし、従業員ともうまくいかないし、きっと仕事をしていても全然面白くなかったのだと思います。

会社を閉鎖することもなく、今また元気でやっているわけですが、スタッフも新しく入れ替わり、経営的にも“まずまず”安定し、今は楽しいのです。
居心地の良さに安住して「次の一手」を打たなければ、再び危機を迎えることは重々承知しているので、その努力と工夫を怠るわけには参りません。

先日の海外旅行では、もう一つ意外な「非日常性」を発見しました。
普段自分の背中を直接目にすることなど、まずありません。
ところが先日泊まったホテルでは、バスルームに大きな鏡がいくつもつけてあり、自分の後ろ姿を直接見ることが出来たのです。

老いは背中から」と言いますが「老い」までは感じなかったものの、やはり筋力の衰えは隠せませんでした。
お尻以下の筋肉が落ちてしまっているのです。
その割にはお腹が出ていて、この体型をもう一度ビシッとさせたいという気持ちになるまでに3秒かかりませんでした。

ということで来年いっぱいかけ、体型の再構築を行うこととなりました。
体全体のアンチエージングです。
やるべき課題は腹筋運動とスクワット。
何回かに分けもいいので、1日合計500回ぐらいはしたいものです。
スイミングも空き時間を見つけ、極力毎日行うぐらいのつもりで臨みたいと考えています。

来年の今頃、ブログに出来なかった言い訳を書いているか、あるいは結構頑張って実行した自慢を書いているか、ちょっと楽しみでもあります。
多分成功の可能性は半分ぐらい。
しかしもし賭けがあるとしたら、私は断固として成功の方に賭けてみたいと思っています。