多読こそ生き筋

本を読むスピードが以前よりも速くなっていることには薄々気がついていたのですが、自分が思っていた以上に進化していました。
新神戸から東京まで新幹線に乗って、今まで大体3冊の本を読んでいました。

ところが昨日は何と8冊も読めたのです。
念のため12冊の本を持って行ったのですが、残りは4冊のみ。
帰りの新幹線で読む本が足らなくなってしまいました。

幸い東京に泊まっているので、午前中に書店に寄って本を購入してから帰ろうと思っています。
それにしてもこれからは、出張に際して、何冊本を持っていったらいいのか分からなくなってきました。

今度仙台へ行く用事があるのですが、本をジックリ読むために新幹線で向かう予定です。
そうすると片道5時間ぐらいの時間があります。
となると30冊は持っていかないといけないかもしれません。
本が沢山読めるのはうれしいけれど、カバンが重くなります。
私にとってはうれしい悲鳴でもあります。

ランチェスターの法則的に言うならば、私のナンバーワン商品は「多読」です。
私よりも仕事ができる人は世の中に掃いて捨てるほどいます。
私よりも年収を稼ぐ人も、私よりも資産を持っている人もいっぱいいるわけです。
しかし読破数で私よりも多い人は滅多にいません。
何でもいいからナンバーワンを持たないと、生きていて面白くないのです。

自分の生き筋が「多読」だと分かった今、それに集中していこうと思うのです。
逆に他の点で人より劣ることがあっても、もう気にせずにすみます。
頑張っている人を見ては「自分も同じように頑張らなければ」と条件反射的に思っていたのですが、それももうやめようと思います。
一つのことに集中してやろうと決意したら、かえって気持ちが自由になりました。