宝塚南口「アモーレ・アベーラ」

今回は会社のスタッフとの食事会。
レストランや居酒屋は、開店しても2年くらいで閉鎖するというケースが少なくないのですが、この「アモーレ・アベーラ」は創業60年ほどにもなります。
先代の店主(創業者)はイタリア人で、日独伊の三国同盟を機に日本にやって来たとのこと。

期待を裏切らない味で、体重増を覚悟の上、料理を楽しめばいいと思っています。
客層も上品で、雰囲気もよく、楽しい仲間と美味しい料理を楽しむのは極上の時間です。

当社は小さな会社なので、私が死ぬまで働いても「老害」と言われる心配はありません。
生涯「寄るべきところ」を持つべきで、そのためにも会社を手放さず一生働くべきだと、ある有名なコンサルタントに教えられたことがあります。
年がいった時、孤独にひとり食事をするよりは、会社のスタッフを気軽に誘い、ご馳走を食べにいくこともできます。

「顧客第一主義」とか「会社は公器」とか「売上げは毎年増やさなければならない」とか言い出すと”ちょっと”苦しくなるのですが、もっと気楽に仕事を楽しむ場としての会社が世の中にあってもいいのではないかと思っています。
そのためにも無借金を貫き、人手に頼らなくてもいいシステム作りが必須です。

抜群の営業力を持った人が独立して会社を作ったり、自分の技術を世に問いたいがために会社設立したりするケースは多いのですが、経営者がいつまでも一介の営業マンや技術者や職人であってはいけないのです。
経営者の真の仕事は「儲かる仕組みづくり」を考えること。
これを忘れて毎日忙しがっていても、いつまでもグルグルと同じところを回っているだけなのです。

で、今回の食事会での料理の写真であります。