プロ経営者

ある株式投資のアドバイザーが年に2回出しているCDを聞いています。

 

そのCDに従って株の売買をするということはないのですが、ビジネスモデルの分析などがとても面白く、毎回クルマの中で聴いて楽しんでいます。

 

そのアドバイザーが選ぶ株は、オーナー経営者か、あるいはプロ経営者の銘柄だけ。

 

サラリーマン経営者の会社は全く取り上げません。

 

話が少しズレるのですが、日本経済新聞に「私の履歴書」という欄があります。

 

ごくたまにサラリーマン経営者や官僚が登場するときがあるのですが、やっぱり全然面白くないのです。

 

会社というのは大抵の場合、社長で決まってしまいます。

 

超大企業で80%、中小企業なら100%、社長によって決まると思うのです。

 

たぐいまれなる商才を発揮する創業者や、一族の中から出てきた優秀な3代目後継者や、外部から呼び寄せたプロ経営者がいる会社の株がおススメのようなのです。

 

経営が傾いた会社や、後継者がいない会社の株をファンドが(安く)購入し、業績を改善させるためにプロ経営者を入れるケースが少なくありません。

 

「もとリク」というのは、今や秀逸な人材の代名詞にもなっていますが、リクルート出身者のことで、プロ経営者の中にも「もとリク」が多いのです。

 

また、「もと商社」も相当優秀な経営者になることが少なくないようです。

 

プロ経営者は会社の価値を何倍にも伸ばすことがあり、子供たちのあこがれの職業にも「プロ経営者」というのが出てきてほしいと願っています。

 

また、それなりの「夢のある年収」であるべきだと思うのです。