予期しない海外旅行が1回分増えたお話

全日空ANAは「スターアライアンス」グループ、そして日本航空JALは「ワンワールド」グループです。
行き先がドイツやカナダだと、乗る飛行機はルフトハンザやエアカナダの「スターアライアンス」になります。
従ってそちら方面へよく出かけると、必然的にANAマイレージが貯まっていきます。

何かしらマイルのことが気になり、ANAマイレージのサイトで、いろいろと調べてみることにしました。
見ると結構マイレージが貯まっており、これならどこかへ行けそうです。
しかしながらインターネット上のサイトだけでは、もう一つよく分からない点があったので、電話で確認することにしました。

ところがその電話がなかなか繋(つな)がらないのです。
本当に待たされるので、忍耐力がないとムリなのです。
たまたま私の休みの日だったので気長にやってみようとトライした結果、ようやく電話が繋がりました。

電話で聞くと次の点が分かりました。
今たまっているマイレージで、ヨーロッパまでのビジネスクラスのチケットが取得できるということ(ラッキー!)。
また電話したのが4月30日だったのですが、その日のうちに申し込まないと、マイレージが失効するとのこと(ゲ、ゲッ!)。
あまりゆっくり考える間もなく、今年12月のロンドン行きのチケットをインターネット上で手配することになりました。

マイレージだとタダで飛行機のチケットが手に入るだけあって、自分が希望するフライトがなかなか手に入りません。
私が取得したチケットも羽田経由なのですが、行きは伊丹空港、帰りは関西空港を利用というチグハグなものでした。

フライトのチケットはタダですが、ホテルのほうは自分で手配しなければなりません。
行くまでに決めればいいわけですが、そのような仕事をあとあとまで残しておくのがイヤなので、旅行代理店に電話して宿泊の予約をしました。
インターネットで直接ロンドンのホテルに予約してもよかったのですが、馴染みの旅行代理店に頼む方が特典が付くのです。

ロンドンは12年前に行ったきり。
やはり同じ12月に行ったのですが、ずっと小雨の曇り空だし、ホテルも良くないし(しかし宿泊料だけは一流)、しかも最初のワンちゃんを亡くしたところだったので、私にとってはセンチメンタルジャーニーでした。
その時の私のイギリスの印象は「天気が悪く、食べ物がまずく、女性がブサイク」という史上最低のものでした。
従って、それ以降はロンドンに足を運んでいないのです。

ということで、前日まで思いもしなかった海外旅行へ行くことになりました。
旅行が決まってから、インターネットでロンドンのガイドブックを大量に注文しました。
今年行く海外旅行が意外な形で1回分増えたという次第です。