充実のゴールデンウィーク

毎年ゴールデンウィークには海外へ行くのですが、今年はずっと家にいました。
やったことと言えば、掃除、宛名書き、読書、原稿書き。
初日に今まで気になっていた場所を丹念に掃除し、精神的にはとてもスッキリしたのですが、腰を痛めました。
掃除するだけで「ギックリ腰手前」になるなんて、まるで箱入り娘です。

ここ20数年間、お世話になった方に新茶1杯分のパッケージを挨拶文とともにお送りしているのですが、今年はその宛名書きを手書きでしてみました。
最高800人くらいに出していたこともあるのですが、今は200人ほど。
ならば一度手書きしてみようとチャレンジしました。

結論から言うと、とても楽しい作業だったのです。
一人ひとりの顔を浮かべながら感謝の気持ちを持って、住所を書いていきました。
基本は自宅への送付なので、会社の住所しか知らない人にはお送りできていないケースが多いかもしれません。
次回から、送付リストをもう一度見直す必要がありそうです。

手書きではない時には気付かなかったのですが、あまりに縁遠くなった方もおられ、その場合は送付をストップすることにしました。
毎年新茶をお送りしていると、さまざまなレスポンスが帰ってきて、これもまた面白いのです。

手書きだと字の練習にもなります。
私は字はそう下手なほうではないのですが、できるだけ丁寧に書いていくようにしました。
字を丁寧に書いていると、心まで整ってくるから不思議です。
筆を持った書道だけでなく、ボールペンでの住所書きでも十分に心の修行になることを発見できたのも大きな収穫でした。

ゴールデンウィーク中の読書のほうは「まずまず」。
50冊くらい読めるのかと思っていたら、その半分くらいで終わりました。
宛名書きや原稿書きと読書は「競合」するので、仕方ないかなとも思っています。
あまりにデスクワークをしすぎて、最後の日あたりはヘトヘトになりました。

もう本も読む気にならないくらい疲れたので、夕食時に久しぶりに晩酌をしました。
「打ち上げ」みたいなものなので、いつもよりたくさん飲んで、あとはコテンと寝てしまいました。
海外旅行に行った以上に楽しく、かつまた充実したゴールデンウィークであったことだけは間違いありません。。