フランクフルトへの旅 その3

前の日の午後から何も食べずにいたので、ホテルの部屋でパソコンに向かっているとお腹がすいてきました。
朝食のレストランは朝6時半から空いているので、行ってみることに。
レストランへ行くと朝早いのに日本人観光客が数組いました。
ここドイツに限らず、早朝にレストランに来る人は日本人が多いのです。

年配の人たちが多かったので「ビジネスクラスで行く欧州都市巡り10日間」といった感じのパッケージツアーではないかと(勝手に)想像しました。
偏見ではなく事実を言うだけなのですが、こういう時に中国人のグループや団体が入ってくると、一流レストランが急激に大衆化します。
その点日本人はおとなしく「世界のホテルパーソンに好かれる顧客」のランキングが、ナンバーワンであるのも頷(うなづ)けます。

ただ中高年男性の服装がダサイですね。
新興国の人で”たまに”一流ホテルの中でジャージを着ている人がいますが、そこまで酷(ひど)くなくても服装が見劣りする人が少なくありません。
早く服装もダントツの先進国になるべきだと思います。
服装が垢抜けするとクールジャパンの印象がもっと上がるのではないかと思うのです。

日本人男性のファッションセンス・アップに政府も力を入れ、国民運動にしたらゼッタイいいと思うのです。
下手な政府補助金を出すより、ファッション啓蒙をPRし、ファッションへの支出を必要経費で認めたりしたならば、内需拡大に貢献し、GDPが上がることは間違いがありません。
ファッションやデザインは経済の最先端を行くソフトでもあります。

ファッションに目覚めると、意識においてもアンチエージングに直結し、若さや健康にも気を付けだします。
健康に気を付けるため、医療支出が大幅に減るのも目に見えています。。
またファッションやアンチエージングの分厚い文化が形成されると、世界の富裕層が日本を目指してやって来るので、観光業にとっても大いに追い風になります。

以上のような妄想(?)を描(えが)きながら、フランクフルトのレストランで一人朝食を取っている私なのでありました。