式年遷宮「遷御の儀」その1

伊勢神宮の20年に1度の式年遷宮の中でも、最高の儀式である「遷御の儀」に行って参りました。
当日はホテルが全く取れず、またクルマも渋滞したり、駐車場が上手く確保できなかったりしたら困るので、自宅からハイヤーを借上げて午前11時に宝塚の自宅を出発。

受付時間が午後2時から4時までだったのですが、午後1時半ごろには到着。
宝塚から伊勢までずっと高速道路で行けるのはありがたく、実にスムースなドライブでした。
宇治橋の鳥居の外には、報道陣の人たちがズラリと並んでいました。
中には外国のメディアからも来ていたようです。

午後1時には一般参拝者の入場は止められていたのですが、午後2時になると式に参加する礼服の人たちが続々と宇治橋を渡っていきました。
私もその一人です。
中での受付をすますと、休憩所のような建物の中へ。
まわりを見ても、知っている人は一人もいませんでした。

ところどころ旧知の人たちが集まっているテーブルがあるのですが、財界の人たちと、全国各地の有名神社の宮司さんたちのグループと推測されました。
みんな上品な感じで、雰囲気も良かったように思います。

私は一人ポツンと何をすることもなく座っておりました。
持ち込む荷物は制限されているので(というか持ち込めないので)、読む本もなく、ただひたすら座って待つだけ。
夕方から始まる儀式なので、早い目の夕食が午後3時半に出ました。
私は普段からお昼を抜いているので、ちょうどよく、美味しいお弁当でありました。

食事をしたら、入れ替えで出て行かねばならず、そこからまた別のところで次の集合時間まで“ひたすら”待つことに。
それにしても天気に恵まれ、本当に有難く、大事な儀式にとっても良かっただけでなく、日本の復活を予感させるものがありました。