フランクフルト基点の欧州旅行

そろそろ来年の海外旅行を考える時期になってきたのですが、自分の中で盛り上がるものがイマイチなかったのです。
行き先は、基本的には関西空港からの直行便が出ているところ(例えば、先日行ったヘルシンキもその一環です)。
しかしながら直行便があり、かつ興味がある場所は、もうたいてい訪問済みなのです。

中国のハルビン長春昆明などの都市は行きたい気がするのですが、中国が反日姿勢を強めている間は、ちょっと足が遠のいてしまいます。
韓国も同じことで、少なくともここ3年ぐらいは行かないような気がしています。
特に中国は下手すると、経済の混乱が社会的動乱にまでつながっていきそうな気配があります。
この懸念については、私はずっと言い続けているのですが、幸か不幸か、いまだに「予言」は当たっておりません。

関西空港からはアジア行きが充実しており、アジア行きだけなら成田空港にそんなに引けは取らないと思います。
またアジアへは関西の方が地理的に近く、時間も早いわけです。
東京は「世界の東京」ですが、今後大阪は「アジアの大阪」として売り出すべきだと思います。

ヨーロッパへの旅ををいろいろ考えているうちに、面白いアイデアが出てきました。
ヨーロッパのどこへ行くにしてもフランクフルトを起点にするという方法です。
今までと違う点はフランクフルト空港にあるホテルに宿泊するということ。
シェラトンヒルトンなどが空港に接続した感じで建っており、荷物を持って歩いて行けそうなのです。

関西空港からフランクフルト空港へは13時間ほどのフライト時間。
そこから他のヨーロッパの都市への乗り継ぎは、ちょっと苦しいのです。
それならフランクフルトで1泊し、次の朝早くから鉄道なり飛行機で移動するほうが体は楽。

フランクフルトにまた戻ってくるので、余計な荷物はフランクフルトのホテルに置いていけばいいわけです。
私のように本が多い人間は、機動的な旅は出来ないと思っていたのですが、これならホイホイと移動できそうです。

ゴールデンウィークやお盆休みを除けば、最長5日間ぐらいの旅が私には精一杯なのですが、来年はそんな旅をちょこちょこと取っていきたいと考えています。
先日、1回10日間ぐらいの海外旅行を、今まで300回ぐらい行った人(男性・会社経営)とお話ししたのですが、大いに刺激を受けました。
来年から伊勢神宮の月参りも実行するつもりなので、今からしっかりとスケジュール調整をしていきたいと考えています。