本を読むこと

本がインターネットで買えるようになり、私にとっては便利この上ありません。
手元に読みたい本がなくなると、酸素が足らなくなった金魚が口をパクパクさせるような状態になります。
以前は本を買いに、わざわざ大阪まで電車で行くようなこともよくありました(往復3時間ぐらいかかります)。
今は新聞広告に出た本や、本を読んでいて知った本や、気になる著者の本を、インターネットでホイホイと購入していきます。

書店で手に取って本を買うわけではないので、よく間違って2冊注文することも多いのです。
ひどい時は3冊ということも極(ごく)たまにあります(さすがに4冊はありません)。
本の注文履歴を確認するのが簡単なので、注文するサイトは一つに絞りました。
従ってそのサイトにとって私は相当のヘビーユーザー。
表彰してもらってもいいぐらいだと思っています。

月に100冊読むことを目標にしているのですが、目標にして以降100%達成しています。
そう書きながら「いつから100冊読み出したのだろう?」と気になったので調べてみたら、2011年11月からでした。
従って1年半ほど続いていることになります。
ちなみにそれ以前はどうも85冊を目標にしていたようです。

「読書の効用というのは、実際に読んでみて初めて分かる」ということが分かりました。
ものすごく奥深いものがあるのです。
私は社会人になってから2人のメンターに出会いましたが、お二人とも大学は出ておられません。
お一人は高卒、もうお一人は何と小学校卒です。
しかしお二人とも本はよく読まれていました。
読書を続けていれば、大学4年間で得た知識など、早い段階であっさり抜いてしまうのは間違いありません。

本を精読するのか乱読するのかは、その人の読書スタイルであって「こうしなければいけない」などと決めつけることはないと思っています。
私自身は多読が一番スッキリします。
1日に4冊読むことを目途にしているのですが、読み進めるにつれ、読むスピードがだんだん速くなっていくことが多いのです。
「脳力」だけでなく、ちょっと霊的な能力が付け加わって来るのではないかと感じる時があります。

文章を書いている時でも、自分でも感心するような内容の文を書くことがあり、そういう時は自分で書いているというより、何かインスピレーションが降りてきて書いているような気がします。
いずれにせよ一生懸命一つのことに集中していると、自分以外の「目に見えない力」が支援してくれるようなのです。
どうせ自分の能力なんて大したことがないのだから、自分を無にし、そういったエネルギー体から応援を得られやすい状態にして、一つのことに打ち込んでいきたいと思っています。