シンガポールへの旅 その1

盆・正月を除けば、連続で会社を留守に出来る日は、せいぜい3日ぐらいではないかと思います。
3日間で行ける外国は、やはりアジア。
中国と韓国には当分行かないとするなら、行くべき国は香港か台湾かシンガポールかマレーシアぐらいに落ち着き、かなり絞られてきます。
海外に行くからには、何らかの刺激を得られるか、あるいは勉強になるようなところに行きたいわけです。
リゾート地などに行くぐらいなら、家で本を読んでいる方が余程精神的にリラックスするのです。

ということで今回はシンガポールへの2泊3日の旅と相成りました。
日本とシンガポールは飛行機で7時間のフライト。
しかしながら時差はわずかに1時間。
これはどう考えてもおかしいわけです。
実際に日本での日の出と、シンガポールでのそれを比べてみると、だいたい3時間の差がありました。

韓国は日本と時差がないのですが、中国大陸に入ると1時間の時差になります。
あれだけ広い中国大陸には時差がないのです。
中国大陸のまわりの国も、その時差に合わせているケースが多いのです。
いずれにせよ、ヨーロッパ圏やアメリカ大陸だと時差にかなり悩まされるのですが、アジアあたりだと、どうってことはありません。

シンガポールをクルマで走っていると、街中建築現場だらけであることに気がつきます。
どこへいってももクレーンが立っているのを見かけるのです。
景気がいいと、ビルなどの建築が計画されるので、ここしばらくのシンガポール経済は相当良かったのではないかと思います。
為替相場も1シンガポールドルが60円から80円ぐらいになっています(円安)。
シンガポールの人口は500万人。
シンガポール政府はビジネスマンが経営しているような国で、たぶん世界一効率のいい行政ではないかと思います。
いずれ「行政」そのものをノウハウとして輸出するのではないでしょうか。