だんだんスピードが増す読書へ

毎月100冊の本を読んできているのですが、私にとって読書は楽しみでありこそすれ負担では全くありません。
しかしながら「月100冊」は自分の「売り」の部分でもあり、こだわりはしています。
従って読書の時間が取れないと“やや”焦りもするのです。
今月は読書数において、かなりのピンチであります。
これを書いている時点で月末まで8日残して(100冊まで)あと48冊。
単純に割れば1日6冊読めば目標達成となるわけですが、そううまいこと物事が運ぶのかどうか?

昨日も読み始めたのが夜の9時半。
眠いので机の前に座って読む力もなく、布団に潜(もぐ)って読むことにしました。
いつでもそのまま朝まで寝られるように、明かりは手元の電気スタンドだけにし、ポツポツと読み始めました。
最初は1冊読み切れるかどうかと思っていたぐらいなのに、読み始めるとだんだんスピードが増してきました(眠気も吹っ飛びました)。

読み進めていくと、ページをめくる手が読むスピードに追い付かなくなることすらあります。
速読にはページをめくる速さの訓練も必要なのですね。
目や頭の訓練だけでなく、手のトレーニングもしなければならないということでもあります。
別に超能力ではないのですが(ひょっとしたら超能力かもしれませんが)、「こんな速いスピードで読んでいて内容がホントに分かっているのだろうか?」というぐらいのスピードになり、自分でも驚くようなことが時たまあります。

仮に1冊20分ぐらいで読了できれば、もっとたくさんの本が読めます。
昨日の最後の方のスピードだと、それが十分可能ではないかと感じました。
1冊20分だと2時間で6冊の本が読めます。
法律や税金の難しい本だと、さすがにそれはムリだという気がしますが、普通の本なら読んでしまえるかもしれません。

きのう気がついたことは、読んでいるうちにスピードが増してくるということ(なぜ今頃気がついたのでしょうか?)。
つまり1冊目や2冊目でギクシャクとして読むのが遅くても、3冊目以降はスピードに乗って来る可能性があるのです。
だから最初は調子に乗らなくても、我慢して読んでいくべきなのでしょう。
昨夜など最後の方はかなり調子に乗っていたので、夜更かしすればかなりの冊数がこなせたような気がします。
ただし私にはビートとの散歩を始め、朝の儀式がいっぱいあって、例え休みの前であっても夜更かしすることが出来ません。
こういう制約があるからこそ、毎日のリズムが狂わずにすんでいるのだと思います。